研究紀要第24号 中学校 福島県診断標準学力検査問題分析結果報告書 - 032/106page
歴史U
観点 出題のねらい 問題番号 正答率 小問 大問 観点 活
用
の
能
力歴史地図の活用法と内容の読みとり能力
2 (1) (2)
53.9 49.0
51.5統計資料(円グラフ・棒グラフ,数表)の読みとり能力
3 (1) (2) (3) ア イ ウ (4)
74.6 39.3 42.9 66.1 13.2 19.0
42.5 (40.7) 【3】
社
会
的
思
考
・
判
断織豊政権の統一事業の歴史的意義の考察
1 (1) (2) (3) (4) (5) (6)
28.0 48.3 76.8 61.7 38.8 30.7
47.4 51.2産業革命の時期・内容・社会的変化についての総合的な考察
2 (1) (2) (3) (4)
39.0 64.9 52.0 66.6 66.6
57.8 (66.6)条約改正に払われた外交的努力と社会的背景についての年表による考察
3 (1) (2) (3) (4)
74.4 42.7 33.2 44.9
48.8 総 平 均 51.9(2) 結果の考察
(1) 地理的分野の概要
全体の平均正答率51.3%である。
三つの観点別正答率は,「知識・理解」が50.4%,「資料活用の能力」が62.7%,「社会的思考・判断」が42.6%であり,観点別にかなりの差がみられる。「資料活用の能力」が,高い正答率を示したのは,3問とも資料そのものが比較的単純で,基礎的事項にかかわるものであり,資料を用いて地理事象を確めたり,地理的事象相互の関係をは握し,考察を深める指導に努力している結果でもあろう。しかし,小問ごとには,かなりの差がみられる。
「知識・理解」は,2のC群にみられるように(44.0%),(34.9%)の正答率であるが,主要地域の特色をとらえさせるためには,教材の重点化をはかり,効果的な指導過程をくふうする必要がある。
「社会的思考・判断」は,1「世界の農牧業地域の立地条件」が39.5%,2「アフリカの石油問題」が47.9%,3「日本の農業および工業問