研究紀要第29号 学習指導に関する研究 - 052/118page
時が経過する。 0 1.9 1.4
○
7ある地位につく。 0 7.7 1.4
○
8みじめな状態になる。 0 3.9 0
○
10物事ができあがる。 14.3 0 2.7
○
12することができあがる。 0 0 4.1○
18尊敬 お〜なる 0 0 1.4○
い う
意味
No. 意味・用法 yの変化傾向1年
%2年
%3年
%T
U
V
W
X
1口に出す。 57.1 25.0 35.5 ○
口をきく。 14.3 48.4 17.1 ○
2思うことを見聞したことを言葉に表す。 6.2 0 10.5 ○
3呼ぶ。 6.1 4.7 9.2 ○
名づける。 6.1 0 0 ○
称する。 4.2 9.4 9.2 ○
4 世間の人がロにする。(伝聞) 0 7.8 5.3 ○
8(擬声語について)そういう音を立てる。 2.0 1.6 0 ○
9(擬態認について)そういう刺激性の状態が表れる。 2.0 0 0 ○
11「と」の受ける事柄を取りたててそれに関して下に述べる場合(補助的用法) 2.0 3.1 13.2 ○
各調査対象「語い」が,それぞれの傾向の型をいくつもっているかという角度から,さらに整理をすすめてみた。
型 yの変化傾向 する いる ある なる いう T学年をおって大となる 3 4 4 11
U学年をおって小となる 2
D 1 B V2学年が最小である。 4 3 3 B W2学年が最大である。 E 3 6 D B X各学年とも0である。 Fア.数字は,その「語い」のもつ各型の数を示す。
イ.数字を○でかこんだ型が,その「語い」にとって,もっとも多くあらわれるものであることを示し,いわば,その「語い」にとってもっとも多い意味の広がり方の傾向を示す。