研究紀要第41号 学習指導の個別化 個を認める研究 - 041/044page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

学習活動
観点
観察記録
観点u]価
○学習のめあてをつかみ,ノートする。
○用語「立体」を知り,ノートする。
   
 
○いくつかの立体のどれもが同じようにもっている性質をさがすために,気をつけて見ていくところをあげる。
  ・頂点,辺,角  ・面  ・平行,垂直,合同
○上のことがらから観察の観点をまとめる。
  ・上の面と下の面の関係
・上の面と下の面の形
・立体のまわりの面の形
・まわりの面と下の面の関係
・まわりの面の数と下の面の辺の数との関係






@調べる観点を見つける。






(観察する観点を見つけることができたか。)
 ・ノート.発表内容など。






1
○グループごとに観点項目について話しあい,その結果をプリントの(1)の表にまとめる。      
上の面と下の面の関係
上の面と下の面の形
立体のまわりの面の形
まわりの面と下の面の関係
まわりの面の数と下の面の辺の数との関係
名まえ
三角柱            
四角柱            
  計画的に認める。 〔その子に適したはたらきかけがなされたか。〕
2
○各グループの発表を聞き,自分たちのグループで話しあったことと比べてみる。
○プリントの(1)の表から共通点をさがす。
  ・上の面と下の面は平行
・上の面と下の面は合同
・まわりの面はみな長方形
・まわりの面の数は下の辺の数と同じ
・まわりの面と下の面とは垂直
○プリントの(1)の表に「何角柱」の名称を記入する。
○プリントの(2)の図に「何角柱」「底面」「側面」の名称を記入する。
○角柱の性質を用語を用いてまとめる。
  ・2つの底面は平行である。
・2つの底面は合同である。
・側面の形はどれでも長方形である。
・側面は底面に垂直になっている。
・側面の数と底面の辺の数は同じである。
○直方体や立方体が四角柱とみられることを理由をあげて説明する。
○円柱の性質をまとめる。
  ・2つの底面は平行である。
・2つの底面は合同である。
・側面は曲面である。
・側面は底面に垂直である。




計画的に認める。
A 平行な面がある。
A 合同な面があることがいえる。


B角柱,底面,側面が指摘できる。
計画的に認める。


C 角柱の性質をことばでまとめる。


B 円柱,底面,側面が指摘できる。
C 円柱の性質をことばでまとめるo
計画的に認める。




〔その子に適したはたらきかけの成果があらわれたか〕
(平行な面があることがいえたか)
・発表内容
(合同な面があることがいえたか)
・発表内容


(角柱,底面,側面が指摘できたか)
・発表内容
〔その子に適したはたらきかけがなされたか〕


(角柱の性質をことばでまとめることができたか)
・発表内容,ノート


(円柱,底面,側面の用語を正しく用いて,円柱の性質をことばでまとめることができたか。)
・発表内容

〔その子に適したはたらきかけがなされたか〕




3

4

5



6


7


8


9


10
○プリントの(3)の問題を解いて,角柱,円柱のまとめをする。 ・時間の配分 ・子どもが主体的に活動する時間の配分は適当か。
11

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。
福島県教育センターの許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。