|
1) 家庭でどの程度仕事をしているか。
表9:仕事の種類とする・しないの程度
よくする,ときどきするをまとめると男子では約58%,女子では約70%の児童が家庭の仕事をしている。
男子では「買物」や「掃除・整とんなど」を分担している比率が高く,女子では「食生活」や「衣生活」に関する仕事を分担している比率が高い。「老・幼・病人の世話」が低いがその理由に,その他で該当者がいないをあげている。
2) 衣生活について
表10:洗たく,アイロンかけ,製作などの仕事をする・しないの程度
表10は,衣生活に関することのする・しないの程度を見たものであるが「する」が全体では約53%を占めている。
男女別で見ると女子では「する」が約67%で高いが男子では約39%と低くなっている。
「する」の場合,学年別では,男子はあまり差は見られない。女子では,学年進級とともに多くなっている。
表11:洗たく,アイロンかけなどの衣生活に関する仕事をする・しないの理由
衣生活に関する仕事をする理由では,「いいつけられる」が最も多く,特に女子では学年進級とともに多くなっている。しない理由では,「家族がしてしまう」が最多である。全体的な性差では,「いいつけられる」「自分のためになる」が女子に多く,「家族がしてしまう」「したくない」が男子に多く見られる。 |