研究紀要第52号 「教育課程の実施に関する研究」 -037/090page

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2) 帰宅時の気持ちとその理由

表7:帰宅時の気持ちとその理由
表7:帰宅時の気持ちとその理由
全体的には「ゆっくりできる」が1位である。次いで「好きなことができる」「家に帰るのがあたりまえだから」となっている。「家の仕事をさせられる」は1%できわめて少ない。

「家にだれかいる」「好きなことができる」は男子より女子に多く「家に帰るのはあたりまえだから」「わからない」は男子に多い。

男子では4年,6年と進むにつれて,「ゆっくりできる」は減少し,「好きなことができる」が多くなる。女子では「ゆっくりできる」が多くなっている。

(2) 家庭の機能


1) 家庭の働きで大切と思うもの

家庭には次のような働き(やくめ)がありますが,あなたが大切に思うものに○をつけてください。
(○はいくつつけてもよい)

表8:家庭の働きで大切と思うもの
表8:家庭の働きで大切と思うもの
多くの児童が家庭の機能として大切だと思うものは,小学校2年〜6年まで共通しており,1位は「家族みんなが楽しくすごす」(平均82.7%),2位は「子どもをよい人間に育てる」(平均65%)である。

反対に家庭の機能として,認識の低かったのは,「その家の習慣をうけついでいく」(24.7%)である。

女子よりも男子の方がより強く認識している項目で差の目立つのは,「くらしに必要なお金がある」である。

男子より女子の方がより強く認識している項目は6年女子の「子どもをよい人間に育てる」「家族のみんなが楽しくすごす」である。


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