研究紀要第52号 「教育課程の実施に関する研究」 -040/090page

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表14は,食事のしたく,片づけなどの食生活に関する仕事をする・しないの程度と,その理由のクロスであるが,よくする理由として上位にあげられたのは,
 1位  家族がよろこぶ  29%
 2位  自分のためになる  25.2%
 3位  自分のことは自分で  16.9%
であった。

ときどきする理由としては,
 1位  いいつけられる  27.8%
 2位  家族がよろこぶ  22.6%
 3位  自分のことは自分で  11.3%
 自分のためになる  11.3%
の順になっている。

しない理由としては,
 1位  家族がしてしまう  34.4%
 2位  したくないから  21.9%
 3位  男・女だから  16.9%
があげられている。

4) 住生活について

表15:掃除,整とんなどの仕事のする・しないの程度
表15:掃除,整とんなどの仕事のする・しないの程度
表15で見られるように,掃除・整とんなどの仕事を「する」児童は,全学年を通して88.7%と多くなっている。

性差では,「する」が男子で86.6%,女子では90.7%であり,男女とも大差はない。

6年で「しない」と回答した児童は,男女ともに非常に少なくなっている。

表16:掃除,整とんなどの仕事のする・しない理由
表16:掃除,整とんなどの仕事のする・しない理由
掃除,整とんなど住生活に関する仕事をする理由として,全体では1位が「自分のことは自分で」26%,次いで「いいつけられる」21.4%となっており,3位は「自分のためになる」19.3%であった。

学年別では,する理由として上位を占めたのは,2年では「いいつけられる」26%,「自分のことは自分で」23%,「自分のためになる」18%の順である。

4年・6年では,「自分のことは自分で」27.5%,「自分のためになる」20%,「いいつけられる」19%となっている。

全体として,したくない理由では,「したくない」5.7%,「家族がしてしまう」4%であった。


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