表14は,食事のしたく,片づけなどの食生活に関する仕事をする・しないの程度と,その理由のクロスであるが,よくする理由として上位にあげられたのは,
1位 |
家族がよろこぶ |
29% |
2位 |
自分のためになる |
25.2% |
3位 |
自分のことは自分で |
16.9% |
であった。
ときどきする理由としては,
1位 |
いいつけられる |
27.8% |
2位 |
家族がよろこぶ |
22.6% |
3位 |
自分のことは自分で |
11.3% |
|
自分のためになる |
11.3% |
の順になっている。
しない理由としては,
1位 |
家族がしてしまう |
34.4% |
2位 |
したくないから |
21.9% |
3位 |
男・女だから |
16.9% |
があげられている。
4) 住生活について
表15:掃除,整とんなどの仕事のする・しないの程度
表15で見られるように,掃除・整とんなどの仕事を「する」児童は,全学年を通して88.7%と多くなっている。
性差では,「する」が男子で86.6%,女子では90.7%であり,男女とも大差はない。
6年で「しない」と回答した児童は,男女ともに非常に少なくなっている。
表16:掃除,整とんなどの仕事のする・しない理由
掃除,整とんなど住生活に関する仕事をする理由として,全体では1位が「自分のことは自分で」26%,次いで「いいつけられる」21.4%となっており,3位は「自分のためになる」19.3%であった。
学年別では,する理由として上位を占めたのは,2年では「いいつけられる」26%,「自分のことは自分で」23%,「自分のためになる」18%の順である。
4年・6年では,「自分のことは自分で」27.5%,「自分のためになる」20%,「いいつけられる」19%となっている。
全体として,したくない理由では,「したくない」5.7%,「家族がしてしまう」4%であった。