<表1> 学校種別人数
|
小学校 |
中学校 |
合 計 |
人 数 |
162 |
224 |
386 |
<表2> 地区別人数
|
県北 |
県中 |
県南 |
会津 |
南会津 |
相双 |
いわき |
合計 |
小学校 |
42人 |
45人 |
8人 |
21人 |
6人 |
18人 |
22人 |
162人 |
中学校 |
65人 |
45人 |
6人 |
46人 |
0人 |
16人 |
46人 |
224人 |
<表3> 男女別人数
|
男 |
女 |
合計 |
小学校 |
78人 |
48.1% |
84人 |
51.9% |
162人 |
中学校 |
141人 |
62.9% |
83人 |
37.1% |
224人 |
合計 |
219人 |
56.7% |
167人 |
43.3% |
386人 |
<表4> 年代別人数
|
20代 |
30代 |
40代 |
50代 |
小学校 |
男 |
78人 |
15人 |
17人 |
24人 |
22人 |
女 |
84人 |
21人 |
13人 |
24人 |
26人 |
中学校 |
男 |
141人 |
24人 |
16人 |
50人 |
51人 |
女 |
83人 |
10人 |
20人 |
42人 |
11人 |
<表5> 小学校担当学年別人数(全体162人)
|
低学年 |
中学年 |
高学年 |
担任外 |
人 数 |
44 |
54 |
50 |
14 |
<表6> 中学校担当教科別人数(全体224人)
|
国語 |
社会 |
数学 |
理科 |
英語 |
音楽 |
美術 |
技家 |
保体 |
人数 |
33 |
28 |
33 |
28 |
27 |
15 |
13 |
21 |
26 |
3. アンケート調査の結果と考察
(1) 教育機器の利用状況
教育現場では,授業のねらいを達成するために,いろいろな教育機器が利用されている。13種類の教育機器の中から,先生方は授業をする際に,どのような教育機器を利用しているのかその利用状況を調べてみた。
設問1 教育機器の利用状況
つぎの教育機器のうち,あなたが授業で使用する頻度の高いものを三つ以内選んで下さい。
ア,OHP イ,スライド映写機 ウ,16mm映写機 工,8mm映写機 オ,コンセプト映写機, カ,テレビ(放送の生利用) キ,VTR(放送等の録画利用) ク,テープレコーダー ケ,シート式録音機 コ,ラジオ サ,レコードプレーヤー(ステレオ) シ,写真機 ス,LL装置 セ,その他
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この結果をまとめ,利用頻度の高いものから,上位五つを表にまとめたのが,次頁<表7>である。小学校と中学校の全体のほかに,小学校では,低・中・高・担任外の学年別に,中学校では,各教科別にも利用状況をまとめてみた。
[ 考察 ]
小学校全体でみてみると,第一位がOHP,第二位がテレビ(放送の生利用),第三位がテープレコーダーになっている。
これは,担当学年別にみても,全体と同じような利用順位であり,同じような利用頻度である。
第一位のOHPは,どの学年においても90%前後の高い利川率で,第二位以下を引き離している。
最近,利用度の落ちている16mm映写機は,第8位で,フィルムの整備充実状況を考えると,もっと利用されてよいように思われる。
中学校全体でみてみると,第一位がOHP,第二位がテープレコーダー,第三位がVTR(録画利用)になっている。これを教科別にみてみると,教科によって利用する機器に,はっきりとした違いがみられる。しかし,OHPとテープレコーダーについては,どの担当教科の先生方も利用している機器であることがわかる。
第一位のOHPは,小学校に比べると,全体でみた場合20%近くも低くなっている。しかし,教科別にみてみると,数学,理科,技・家の先生方は100%近く,社会で90%近くの先生方が利用している。このことから,中学校の場合は,利用頻度の多い教科と少ない教科の差異は,教科の本質からくる違いによるものと考えられる。
教科間に差はあるものの,どの教科の先生方も利用している機器であること,他の機器に比べて利用の割合が高いということは,OHPのもつ特性や機能を認めてくれているためと思われる。