研究紀要第58号 「教育課程の実施に関する研究」 -026/076page

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(15)燃料馬力〔L f (ps)〕を求める計算

燃料馬力を求める計算
  ただし,ps・h=632Kcal/hとする。

(16)冷却損失熱量〔Qw=(Kcal/h)〕を求める計算
Qw= Gw・Cpw(tw 2 −tw 1 )
 Gw:冷却水流量
   tw 1 :冷却水入口温度
 tw 2 :冷却水出口温度
 Cpw=1Kcal・Kgf・℃(水の比熱)
∴Qw=Gw(tw 2 −tw 1 )・…・…16(丸囲み)

(17)冷却損失〔ηw〕を求める計算

冷却損失を求める計算
 Qw=冷却損失熱量(16(丸囲み)式)
 Qf=燃料の全熱量(13(丸囲み)式)

(18)正味熱効率〔ηe〕を求める計算
正味熱効率を求める計算
 P :軸出力(9(丸囲み)式)
 Qf:燃料の全熱量(13(丸囲み)式)

(19)摩擦損失〔ηf〕を求める計算
 ηf=100−(ηe+ηg+ηw)(%)…………19(丸囲み)

(20)軸トルク〔T〕を求める計算
 T=W・L(Kgf・m)
  W:動力計荷重
  L:0.3581m(動力計の腕の長さ)

∴T=0.3581xW(Kgf・m)…………20(丸囲み)

(21)9(丸囲み)式及び20(丸囲み)式の計算値を標準状態(大気圧760mmHg,温度20℃,湿度65%)に換算するための修正係数を求める計算
修正係数を求める計算

 Pa=761.5mmHg(計測時の大気圧)
 Pw=φ・Ps(計測時における大気圧の平均水
  =0.68x19.82 蒸気分圧(mmHg) θ=22.0℃(計測時における平均室温)
修正係数を求める計算

(22)修正軸出力〔P 0 (PS)〕を求める計算
  P 0 =R・P
  k=1.005( 21(丸囲み)式 )
  T:軸出力( 9(丸囲み)式 )

 ∴P 0 =1.005・P(PS・h)…………22(丸囲み)

(23)修正軸トルク〔T 0 (Kgf・m)〕を求める計算
  T 0 =R・T
  k=1.005( 21(丸囲み)式 )
  T:軸トルク( 20(丸囲み)式 )

 ∴T 0 =1.005・T(Kgf・m)…………23(丸囲み)

(24)軸平均有効圧力〔Pe(Kgf/cm 3 )〕を求める計算
軸平均有効圧力を求める計算
  P 0 :修正軸出力( 22(丸囲み)式 )
  a=2(1/2サイクル数)
  V e =1.138(シリンダ容積)
  N:回転数

  

軸平均有効圧力を求める計算


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