研究紀要第58号 「教育課程の実施に関する研究」 -043/076page
○ TSS端末の開始処理
LOGON TSS SSOl01/SS S(700)とキーインする。
○ プログラムの実行開始
READYの状態から, 「KONDATE」とキーインする
○データの入力
・「KONDATE」が実行されると,ディスプレイに図10が表示され,氏名と料理件数のデータと「アサ」の入力を求めてくる。
・氏名,料理件数,「アサ」を入力すると,入カデータとデータチェックが表示される。エラーがなければ0を入力する。
・次に図11が表示され,材料件数,料理名のデータを求めてくる。データを入力すると入カデータとデータチェックが表示される。エラーがあれば1を入力して再度データを入力する。
・0を入力すると,図12のように材料の番号とグラム数のデータを求めてくる。データを入力し,データをチェックして 0を入力すると,図12が再度表示される。材料件数分を繰返して,データを入力する。材料件数が終ると,図11が表示される。以下料理件数分を繰り返し「アサ」の分が終了する。
次に,「ヒル」,「ユウ」の分のデータを入力する。データの入力が終了すると図10がディスプレイに表示される。
○ 結果の印字
「/*」をキーインすると,結果がラインプリンターに出カされる。(C10参照)
○ 入カデータの修正
栄養所要量の平均と献立表との差を分析し,献立を作り直す場合は,データの入力回数を少なくするために,1回目のデータを使用することにした。よって図8のフロ―チャートにしたがって実習を行う。
図10 データの入力画面
図11 データの入力画面
図l2 デ―タの入力画面・READY状態から「DATAOUT」とキーインすると,ディスプレイ上にデ―タが表示されるので,TSS端末から修正する。
・サブコマンド END SでSAVEする。
・次に「SYUUSEI」とキーインすると,プ口グラムが実行され結果がラインプリンタ―に出カされる。
○ TSS端末の終了処理LOGOFFとキ―インする。
4.活用事例
県内のある高校の協カにより,普通科の「家庭一般」と家政科の「食物」の授業でバッチ処理による活用を試みた。
(1)活用のプ口セス
次に活用のプ口セスを図13に示す。なお,栄養所要量および栄養指数は「家庭―般」と「食物」,献立表は「食物」の授業で活用した。
○ ※印は献立の栄養量合計と家族の栄養所要量の平均との差が印字されることを利用した