研究紀要第58号 「教育課程の実施に関する研究」 -044/076page

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図13 活用のプロセス
図13 活用のプロセス

学習活動である。

○  矢印 の部分はセンターと学校の間でOCR用紙の発送・結果印字・結果返送が行われたことを示す。

○ HWは宿題,Pはプリントを意味する。

(2)学習内容への位置づけ

 次に「食物」の学習内容とプログラムとの関連を図14で示す。

図14 「食物」の学習内容とプログラムとの関連
図14 「食物」の学習内容とプログラムとの関連

○ 学習内容の分類は教育図書「新版食物」による。

(3)活用後の反省

 次に生徒の感想の一部を示す。

○ 私はコンピュータを使った授業は初めてなので,どんなふうになって結果がでてくるのか楽しみでした。

○ コンピュータにより,いろいろなことが調べられた。栄養指数では「太り過ぎ」になっていた。わかっていたことだがさらに自覚でき,今後の食生活の参考になった。

○ 人間が調べると時間と手間がかかるのに,コンピュータを使うと簡単にまた見やすく結果がでてきて,勉強になった。

○ OCRの用紙にいろいろ書きこむのはむずかしかったが,結果がでてくるまでがとても待ちどおしく,楽しみだった。

○ 献立を作成して,自分ではこれで十分だと思っていた栄養が,コンビュータを通って返ってくるとまだまだ不十分だったり,多すぎたりしていて,バランスがとれていないことがわかった。だから日常の食生活ではもっと過不足が多いと思うので気をつけたい。

 以上が代表的な感想である。OCR用紙に書きこみ,印字した結果を見るという,直接コン


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