研究紀要第66号 「中学校理科の学習指導に関する研究」 -005/106page
図-3
大単元 教 材
(小単元・内容)学習指導上の問題点 「身近な素材の活用」を中心とした解決策 ページ 物質とイオン(三年) 1.水溶液
・ 可溶物質と化学変化
2.水溶液中の電流の流れ
・ 電解質と非電解質
・ 電気分解とイオン3.酸・アルカリ・塩
・ 酸イオンとアルカリイオン
・ 中和○ 水溶液の電離・イオンの動きなどの事象と理論が結びつかない。
○ 酸・アルカリについての理解が困難である。
・ パソコンのシュミレーション機能を用いた「化学変化」の指導。
・ シソの葉と酢を用いた「中枢反応」の指導。
P.12
P.16
運動と仕事(三年) 1.運動のようすと力
・ 運動の記録
・ 台車の運動
・ 落下運動
・ 慣性
2.仕事
・ 仕事とは
・ 道具と仕事
3.電流と仕事
・ 電流・磁界・力
・ 電流と仕事○ 日常生活体験と運動を関連づけて把握することが困難である。
○ 仕事と仕事率の概念が理解しにくい。
○ 電流・磁界・力の3つを関連付けて把握することが困難である。
○ 仕事と発生するエネルギーとの関連がよくつかめない。
・体験を通した「速さの変わる直線運動」に関する指導。
・自転モデルを用いた「電流が磁界から受ける力の向き」に関する指導。
・模型モーターを用いた「電力量と仕事」に関する指導。
P.30
P.18
P.28
エネルギー(三年) 1.仕事とエネルギー
・ エネルギー
・ 位置エネルギー
・ 運動エネルギー2.運動エネルギーの移り変わりとその利用
・ エネルギー変換
・ 熱・光エネルギー
・ エネルギーの利用○ エネルギーと力の大きさの区別が困難である。
○ 位置エネルギーと運動エネルギーの移り変わりの認識ができない。
○ 「エネルギー変換」について理解が困難である。
・豆電球を用いた「エネルギー変換」の指導。
P.19