研究紀要第68号 「学校経営改善に関する研究 第2・3年次」 -040/075page

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3) 活動のし方の具体的計画を各委員会ごとに作成する。
作業現場までの歩行  作業の手順  準備品  注意事項(約束ごと)

本時の活動と事後活動

 (5) むすび

 特別活動本来のねらいと,教育目標が,内容的に直接関連する部分が多いことは,前にも述べたが,それだけに指導に当たっては,活動内容と教育目標との関連を具体的に図りやすい利点を十分に生かすことが望まれる。

 この事例では,まず児童会各委員会のめあてを目標行動として位置づけ,これと教育目標を関連づけているが,このような考え方は,特別活動の他の内容についても当てはまるものであり,計画立案のうえで,まず手がけなければならないことであろう。また,活動の実施に当たっては,児童の自発性を基本にすえながら,その中で教育目標を児童自らどう意識して活動するように仕向けていくかに,指導の視点をおくことが必要であろう

 更に指導計画作成に当たっては教育目標にかかわりのある活動を意図的に計画することも考えてよいと思われる。


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