平成12年度 研究紀要 Vol.30 -071/074page

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[分類基準F1−01]
テーマ 特色ある学校づくりを目指す教育課程編成に関する研究
 
要     旨
 
 特色ある学校づくりを目指す各学校の取り組みの現状を調査し,その把握と今後取り組まなければならない課題を明らかにするとともに,「総合的な学習の時間」の取り組みの現状をも合わせて分析し課題解決に向けての異体的な方策等についてまとめた。
 また,心の教育という観点から「道徳教育通信」「心のノート」などの活用を通して,校内の道徳教育の充実を図った研究,情報教育の多様化に対応するために教育情報衛星通信ネットワーク有効活用の方法や課題等の研究について提供しようとした。

[分類基準G1−02]
テーマ 自ら学び自ら考える力を育成する授業改善に関する研究1
−児童・生徒が「学ぶ楽しさ」と「成就感」を味わえる授業を目指して−
国語科における「話す力」を育てる指導
〜教材提示の工夫を通して〜 (小学校国語科)
 
要     旨
 
 新学習指導要領の目標に「伝え合う力を高める」という文言が新たに盛り込まれ,互いの立場や考えを尊重して言葉で伝え合う能力を育成することに重点が置かれた。本研究では,特に「話すこと・聞くこと」の指導に焦点を当てた。その結果,教師が,教材とその提示の方法を工夫することにより,児童は明確な課題意識を持って学習に取り組み,「話す力」を獲得していくということが明らかになった。

[分類基準F2−01]
テーマ 自ら学び自ら考える力を育成する授業改善に関する研究1
−児童・生徒が「学ぶ楽しさ」と「成就感」を味わえる授業を目指して−
 
要     旨
 
 「自ら学び,自ら考える力を育成すること」に焦点をあて,授業の改善を図るための研究に取り組んだ。副題に示す「学ぶ楽しさ」と「成就感」を味わえる授業が実践されるならば,児童・生徒は自分のよさや可能性を発見し,自己を高め,自ら学び自ら考えようとする意欲を持っことができる。本年度学習指導部では,各教科の特性を生かしながら,「学ぶ楽しさ」や「成就感」を味わうことができる授業の改善に向けた実践的な研究を行った。

[分類基準G6−02]
テーマ 自ら学び自ら考える力を育成する授業改善に関する研究1
−児童・生徒が「学ぶ楽しさ」と「成就感」を味わえる授業を目指して−
導入段階に「体ほぐしの運動」を位置付けた器械運動の授業
〜指導計画の工夫を通して〜 (小学校体育)
 
要     旨
 
 本研究は,児童が意欲的に器械運動に取り組み,技能や学び方を身に付けることができる授業を目指したものである。そのために,すべての児童が楽しく行うことができる「器械運動の基となる簡単で類似した動き」などを含んだ「体ほぐしの運動」の異体的な例を探った。また,児童が今持っている力を進んで発揮できるようにするため,跳び箱運動では,「技や跳び方の難易度による点数化」を導入するなど,授業改善に関する研究を行った。


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