平成12年度 研究紀要 Vol.30 -072/074page

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[分類基準G2−03]
テーマ 自ら学び自ら考える力を育成する授業改善に関する研究1
−児童・生徒が「学ぶ楽しさ」と「成就感」を味わえる授業を目指して−
生徒の相互交流で社会認識を深める指導
〜クロス・セッションを通して〜 (中学校社会科)
 
要     旨
 
 中学校社会科の課題解決的な学習において,クロス・セッションを導入し,グループを組み替えたり,多様な授業形態を組み合わせることで,生徒一人一人の思考力・判断力・表現力の育成を図った。クロス・セッションに適した単元の選定,意図的かつ弾力的なグループ編成の工夫,話し合いや討論などの交流活動の工夫を研究の視点として,地理的分野と歴史的分野の二つの単元で授業を実践し研究を進めた。

[分類基準G5−05]
テーマ 自ら学び自ら考える力を育成する授業改善に関する研究1
−児童・生徒が「学ぶ楽しさ」と「成就感」を味わえる授業を目指して−
日本の伝統音楽に親しませるための指導の工夫
〜表現・鑑賞相互の活動を通して〜 (高等学校芸術科音楽)
 
要     旨
 
 これまでの音楽教育は西洋音楽を中心に進められてきたが,生徒により幅広い音楽観と豊かな感性をはぐくませるために,日本の伝統音楽を含めた世界の諸民族の音楽を取り上げることが大きな課題の一つである。本研究では,和楽器「箏」を題材に,表現活動を積極的に取り入れることによって,学ぶ楽しさを味わいながら、接する機会の少ない日本の伝統音楽に主体的に取り組み,そのよさについて感じ取ることができる指導の工夫について研究した。

[分類基準G5−09]
テーマ 自ら学び自ら考える力を育成する授業改善に関する研究1
−児童・生徒が「学ぶ楽しさ」と「成就感」を味わえる授業を目指して−
メディア社会に主体的にかかわる力を育成する「映像メディア」の教材開発
〜ムービー・メッセージの制作を通して〜 (高等学校芸術科美術)
 
要     旨
 
 高等学校学習指導要領の改訂により,芸術科美術の表現領域に加えられた新分野,「映像メディア表現」の可能性や課題点を明らかにすべく,本研究では,ビデオカメラとコンピュータを用いた映像作品の制作に的を絞り,教材開発を行った。生徒たちは,自分たちの考えやイメージを映像にまとめ上げる制作活動を通じて,ビジュアルな表現能力を高めると同時に,日常の映像表現に対する理解を深めることができた。

[分類基準F2−01]
テーマ 自ら学び自ら考える力を育成する授業改善に関する研究2
−科学的な思考を促す授業を目指して−
 
要     旨
 
 自ら学び自ら考える力を育成するためには,興味・関心や達成感,論理的思考力や創造的思考力などの伸長を図ることが大切である。これらの伸長を図るためには,児童生徒の科学的な思考を促すことができるような教材や授業展開の工夫が必要であると考え,小学校理科,中学校理科,中学校技術・家庭,高等学校理科において教材や授業展開を工夫し,授業実践や調査研究を行った。


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