平成12年度 研究紀要 Vol.30 -073/074page

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[分類基準F10−01]
テーマ 校内LANにおけるデータベースの活用
 
要     旨
 
 校内LANの整備に伴い、ネットワークの特徴である情報の共有(特にデータベースの共有)は、今後の教育活動全般に幅広く活用されると考えられる。そこで、データベースの検索・追加などの操作をアプリケーションに依存することなく、Webページから手軽に行えるシステムの構築を行い、生徒情報の入力や検索、アンケートの入力、サーバ上のデータ検索などの具体的活用例を示した。

[分類基準F10−01]
テーマ Linuxによる教育用イントラネットサーバの構築
 
要     旨
 
 校内LANのように数十台のコンピュータが接続されるような環境下では,ネットワーク全体のセキュリティ確保・処理能力向上のためにサーバを置くことが望ましい。
 本研究では,一世代以上前のコンピュータを再利用し,サーバのOSとして無償配布のLinuxを用いて費用を最小限に抑える方法,複雑な設定操作をできる限り簡略化するためのシェルスクリプトの活用について解説している。

[分類基準F10−02]
テーマ VisualBasicとAccessによるデータ変更・追加型ソフトウェアの開発
 
要     旨
 
 現在の小学校算数科に対応し以下の特徴を備えた教材ソフトウェアを開発した。
<1> 児童の実態に合わせて各学校で問題を自由に変更・追加ができるようにした。
<2> どの学年,領域からも問題が提示できるとともに,誤答問題だけの提示も可能にした。
<3> 小学校全学年を対象にしているので,操作をできるだけ簡単にするよう心がけた。

[分類基準F9−01]
テーマ 「人間関係をつくる力」を育てる指導援助に関する研究
−小学校における指導援助プログラムづくり−
 
要     旨
 
 本研究は、豊かな人間関係をつくる力としてとらえた「自己肯定感」と「人とかかわる技能」を育てるために、小学校における指導援助プログラムづくりを目指したものである。貝体的な内容や位置付け、展開について実践的に研究を進め、プログラムにもとづく指導援助を行った結果、自己肯定感や技能、自己表出などに好ましい変容が見られ、友達と積極的にかかわる姿や学級を支持的ととらえる児童が増え、効果的なプログラムが確立できた。


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