研究紀要第131号 「情報ネットワークの教育的活用に関する研究」 -056/074page
て提示できる画面を設定した。
エ ヘルプボタン
(ヒントボックスを画面に提示するボタン)
問題に関するヒントをヒントボックスに用意しておけば,ヒントがあるときだけヒントボックスが開くようにした。
<3> 領域別問題提示画面
(領域別に問題を提示する画面)
領域別に問題を表示するので,学年間の関連をおさえて学習することができる。
また,どの学年の問題でつまずきが多いのかも把握することができる。
<4> 誤答問題提示画面
(学年別や単元別で誤答した問題だけを表示させる画面)
この画面のなかで正解すれば,正解した問題は,つぎからは表示されなくなるようにした。
<5> 計算結果表示画面
(データを並べ替えるボタン)
日付順・出席番号順・正誤別・単元別・学年別並べ替えのボタンを設け,データの並べ替えが簡単に表示できるようにした。
<6> データの変更・追加画面
パスワードを設けて,この問題一覧画面からも編集できるようにした。
4 研究実践のまとめ
(1) 本年度の研究では,Visual BasicとAccessのデータファイルを関連させ,教科ソフトウェアの開発に取り組んできた。そのことにより問題をデータベース化することができた。
(2) CSV(Comma Separated Value)形式としてデータを保存しているので,表計算・データベースアプリケーションソフトと関連を図ることができるようになった。
(3) 全学年のどの単元からも解答でき,手軽に使用できるソフトウェアに仕上がった。
(4)今後は,これを実際に使用していきながら,有効な利用法を探っていきたい。