福島県教育センター所報 第4号(S46/1971.12) -022/025page
事務だよリ
事 務 部
事務部は,教育センターの運営全般に関する管理業務を分担しており,中枢的機能の役割を果たしております。
そのうちでも比較的大きな分野を占めているのが研修事業の運営でありますが,今年8月3日宿泊研修を開始して以来講座回数44,受講者1,500人(11月末日現在年間計画の66%)を実施しております。研修については,宿舎の管理運営をはじめ研修生の旅費の支払いなど,その事務量も多く,しかも細部事務までいろんな問題点も少なくありませんが,関係当局ならびに研修生各位のご協力により着実に事業を進めております。
その他「教育研究」あるいは「教育相談」等についても円滑な管理運営をはかるため,予算の確保・施設の整備などに努力を傾けております。県民の「教育センター」として育てていくため,さらに各方面のご指導ご協力をお願いする次第であります。
なお,研修の実施につきましては,開所以来日も浅く不備な点もありますので,研修に参加された先生方のご意見等を参考に逐次改善を図ってまいりたいと考えておりますので,次に掲げました研修上の留意点について研修た参加される先生方をはじめ,関係各位のご配慮をお願いいたします。
1. 受講者心得
(1)受講者には,当該講座実施の前月に「研修生のしおり」を送付しますので,内容をじゅうぶん理解しておくこと。特に,研修参加の際に準備するものを忘れないこと。
(2)研修期間中は,全員宿泊するものであること。
2. 受講者の変更手続
学校長は,真に止むを得ない事情で受講者を変更する場合は,緊急な場合を除き,当該講座開始の2週間前までにその旨を連絡すること。
3. 研修旅費の取扱い
(1)研修旅費の取扱いは,さきに,各学校長あて送付した「教育センターにおいて行なう研修旅費の取扱いについて」及び「研修旅費の調整について」によるが,特に,旅行命令書の「写」の送付は,当該講座開始の2週間前までに必着するよう教育センターに提出すること。
(2)学校長は,受講者を変更した場合は,前2により連絡するとともに,変更前の受講者の旅行命令書に「取消」の表示をし,その「写」と変更後の受講者の旅行命令書の「写」とを命令後ただちに提出すること。
受贈研究資料の紹介
最近までにこ恵贈いただいた教育研究資料を紹介いたします。こ恵贈たまわった各機関にあつくお礼を申しあげますとともに,ひろく皆さまのこ利用をお待ちしております。
G 教科・領域(G1〜G11)
第22回全国学校給食研究協議大会誌 福島県同上協議大会
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