福島県教育センター所報ふくしま No.14(S49/1974.1) -017/022page
6.実験の結果,ほう酸のとけ方について話し合う。
(1)グループごとに結果の発表をする。
・ちがいがあるのは温度が関係しているのではないか。
(2)グループごとに温度の測定をする。
・水の量が同じなら温度を上げてやるとたくさん溶かすことができる。
(3)学習のまとめをする。10 8.ほう酸のとける量と水の温度についてわかったことをまとめさせる。
・水の量が一定のとき,温度が高いほどとける量が多いことを理解させる。
・条件統一の方法を確かめさせる。
・結果を自分なりに表現できるようにする。o実験のおそい班の援助をする。 o実験の結果を表でまとめる。
班 はじめの温度 とけたときの温度 とけた温度 7.次時の学習の話をきく。あと始末をする。
- 温度をはかりながらほう酸の溶ける様子を見てみよう。
- 温度がさがっていくと,どうなるかをみよう。
2 9.次時学習への問題意識をもたせる。
oあと始末の援助をする。10.あと始末を指示し援助する。 ●5年体育合併授業(2学級合併3教師授業)
授業者 渡辺 夏目 先崎障害走・体操の指導計画の一例をあげると次のようである。(展開・検証省略)
(1)題材名 体操(徒手)障害走
授業者 渡辺(T 1 ) 夏目(T 2 ) 先崎(T 3 )(2)目 標
体 操 障 害 走 技能・体力
o腕の屈伸,挙振,回旋,脚の挙振,屈伸,体の屈伸,側転,回旋の運動をすることによって,各関節の柔軟性,筋力,調整力を養う。
o高さ40〜50cmの障害を3〜4<個調子よくまたぎ越して走り,調整力,瞬発力,筋力を養う。 態 度
o正しい動きや要点をしる。
o運動の批正をする。o係を分担し,互いに教え合い協力して練習する。
o用具の準備やあとかたづけを協力して行なう。健康安全
o自分め体調や体力に合わせる。
o学習場所の安全確認をする。走路や用具を点検し正しく使う。
o準備運動をじゅうぶん行ない安全に運動する。(3)指導計画
体 操 障 害 走 一次
o脚の挙振,ひざの屈伸を強弱をつけてリズミカルにさせる。 o障害走について学習内容とねらいを理解させる。 o60cm間聞かくの白線をまたぎ超せるようにさせる。 二次
o同 上 o低い障害をとぎれずに,またぎ越して走れるようにさせる。(能力別編成のための実態をは握する) 三次
o前の前後屈,側屈,側転,回旋をのびのびと大きくできるようにさせる。 o能力別編成による練習をさせる。 ・踏み切り足でふみ切り,低く越して走る。 ・1個のハードルをとび超す。 ・2〜3個のハードルをまたぎ越す。 四次
o同 上 o能力別編成による練習をさせる。 ・インターバルの歩数を決めて走る(3〜5歩) ・ゴムのハードルを使用して基本的なとび越しの練習をする. ・2〜3個のハードルをとび
越して走る。五
oいろいろな運動を組み合わせて一連の体操をつくらせる。 o能力別編成による練習をさせる。 ・上体を前傾して腕でバランスをとって走る。