福島県教育センター所報ふくしま No.28(S51/1976.10) -003/026page
角度の目安
カーブを伴う場合は,それぞれのカーブの変化によるが一応の目安は次の通りである。
・ 6ミリ厚ベニヤ合板を使用して5ミリずつ広げて積みあげた場合,角度50度。
・ 6ミリ厚ベニヤ合板を使用して2.5ミリずつ広げて積みあげた場合。 角度67度(〜68度)
・ 12ミリ厚ベニヤ合板を使用して5ミリずつ広げて積みあげた場合。 角度67度(〜68度)
・ 12ミリ厚ベニヤ合板を使用して2.5ミリずつ広げて積みあげた場合。 角度78度(〜79度)
3.ベニヤ合板の切り抜き。(3枚)
型紙でベニヤ合板に形をとり,糸のこで線の通り丁寧に切り抜く。
4.切り抜いたベニヤ合板を接着する。
セメダインなど使用の場合は,使用法に注意すること。やり直しがきかない場合がある。
5.内形を整える。
木工ヤスリ,サーフォームなどで中の形のあらく段のついているところを削り,形を整える。
(注意)5と8を同時に行わないこと。手順を間違えると製作に困難を伴う場合が出てくる。
6.底板を作る。
底板を切り抜く。
7.底板を接着する。(3枚の層と底板)
接着剤がはみ出さないように注意する,塗装仕上げのときむらが出てくる.。
8.外形を整える。
底板と共に木工ヤスリ,サーフォームなどで外形のあらく段のついているところを削り,外形を整え内,外共に紙ヤスリで仕上げる。
9.塗装して全体を仕上げる。
着色,目止め,下塗り,上塗り,つやだしをして全体を仕上げる。
○ 6ミリ厚ベニヤ合板を2.5ミリずつ広げて18枚積みあげた作品例。
ベニヤ合板の無駄のないように型紙により切り抜く。
切り取られた状態。
切り抜いたものを順序に従って並べる。