福島県教育センター所報ふくしま No.28(S51/1976.10) -019/026page
3.研究計画
(1) 方 法 5群法
(2) 対 象 3年3,4,5,6,7組
標本は各組より20名ずつ抽出標本は対とし統制群との比較をする。
・ 実験群
グループの構成とグループ学習の位置ずけ
・ 統制群 C
(3) 等質群の検定
標本の抽出のてだて
第1学期の5段階評定が同じ段階の者同志で,図形領域「円と球」の中間テスト,単元末テストの2つの平均点が±2の範囲で対を構成した。
(4) 組 織
個人研究を主とし,必要に応じて校内の数学研究部の協力を得る。
(5) 日 程
<1> 第1期(6月〜8月)
6月 実態の把握。
主題,仮説,計画の立案
6〜8月 文献研究
<2> 第2期(8月〜12月)
8月 検証計画の設計
8〜9月 作業仮説の樹立
9〜10月 検証授業
11〜12月 仮説の検定
<3> 第3期(1月〜2月)
1月 研究のまとめと反省
研究報告書作成
2月 研究発表
4.概要と考察
(1) 経 過
-1- 検証授業までの準備
ア 各学級の中でのグループ決定
<ア> 2入組 学級での自然位置における隣同志
<イ> 6人組 学級内の生活難
データーの客観性を保持するため,作為性が入らないように数学のための班を特に編成しなかった。
イ グループ学習方法の訓練−2次方程式の応用を教材として
<ア> 2入組 協力して学習するために一方が受身にならないことを認識させる。
<イ> 6入組 グループ長は生活班の班長とし,アシスタントとして数学の得意と思われる者を互選させ,話し合いの訓練をする。
-2- 検証指導
ア 単元名 三平方の定理
イ 目 標 (省 略)
ウ 指導計画
総時数12時間