福島県教育センター所報ふくしま No.83(S62/1987.10) -037/038page
目で見る資料/特色ある学習環境
伊達郡梁川町立堰本小学校
豊かな大自然に触れさせながら、「共学・共働・共扶・共進」の教育活動をめざしている本校は、吾妻、安達太良の山なみと信達盆地が一望できる丘陵地帯に建つ近代的校舎である。3階屋上には学校のシンボルである時計塔があり、この大時計は全校児童や地域の人々から日々親しまれている。
<大自然が観察園>
校舎東側には、飯坂層、梁川層、霊山層の三層が集まるめずらしい地層が表出している。特に梁川層にはたくさんの貝化石がみられ、恵まれた学習園である。
<広い校地にグリーンウォール>
来校者が一見して感嘆される緑の壁は、校舎の北と東側に230mにわたり7段からなり、ここには2800本の皐月が植込んである。四季折々に子どもたちの心を豊かにしてくれる。
<グリーンタイム>
毎週金曜日の朝になると全校児童がいっせいに校外に出る。緑がいっばいの校地に子どもたちの汗が光る。愛校活動グリーンタイムである。
<堰小ホールでのひととき>
じゅうたんが敷かれ、丸いテーブルもある多目的ホールは2階中央部にある。教科学習に、クラブ活動に、集会活動に、休み時間にと広く活用され、子どもたちをいきいきとしてくれる。
<逆送できるSHK>
毎日活躍している放送委員、スタジオからだけでなく、各教室、体育館からそれぞれの教室に逆送できるのが自慢のSHK-TVである。