福島県教育センター所報ふくしま No.89(S63/1988.12) -037/038page
目で見る資料 特色ある学習環境
耶麻郡山都町立山都中学校
昭和61年4月に山都町内の三つの中学校が統合し,開かれた学校,活力のある学校をめざして開校された中学校である。校舎正面のガラスの柔らかな曲線とレンガ造りの校舎は昭和61年度,県の建築文化賞の「奨励賞」に輝いた建築物である。
昭和62・63年度文部省の教育課程研究校の指定を受け「豊かな心をもち,たくましく自己実現を図る生徒の育成」を主題として教育課程一般・保健体育・特別活動の三領域にわたって研究をすすめ,環境にマッチした生徒の育成に努めている。
<最新の設備を備えた放送室>
お昼の放送や一斉清掃の放送にとどまらず,スタジオからの放映や,ビデオクラブの自作作品放映等,有効に活用している。
<野外ステージのある前庭と校舎前景>
合唱の練習や学年集会,写生等に幅広く利用できるステージ,レンガを敷きしめた歩道,語らいのできる「憩いの広場」等広くゆとりのある前庭は情操教育の一端を担っている。
<ジュータンが敷かれ,階段式の音楽室>
<空間を生かした多目的ホール>
朝会,保護者会,学年の集会や休み時間の憩いの場所として多目的に使われている。
広い空間は生徒の心にうるおいを与え,豊かな心の醸成に一役かっている。
<さわやかな朝のあいさつ・昇降口>
広々とした昇降口に響く元気なあいさつ,一日はここから始まる。