福島県教育センター所報ふくしま No.101(H03/1991.11) -035/038page
イ 研修資料等の提供(事例略)
ウ 週案の活用と援助指導
めざす授業実践にかかる実践メモ(週案の形式変更)により,具体的実践への理解と励ましをし,授業改善への意欲を促すよう援助指導した。
3. 教師の一人一人の研究教科や経験年数等に応た援助指導(事例略)
(2) 研究の考察
研究の見通しによる援助指導の実践は「教師の意識の変容」と「考察」によって次のようにまとめた。
6. 今後の課題
(1) 授業の質的改善を図るための教頭の援助指導として上げた具体的手だてが更に,有機的に関連づけて援助指導し実践されるよう配慮する必要がある。
(2) 目的意識をもち,意欲的な研修ができるよう,教師の個性,能力,経験等に応じた援助指導ができるようにする。
(3) 若手教師への援助指導については,今後更に重視しなければならない。そのためには,できるだけその機会をもち,複数で,意図的,計画的(定期的)に指導を進める必要がある。
(4) 気軽に授業を見せ合い,相互に批評し,学びあえる姿勢,雰囲気づくりに努め,更に組織の自浄力とモラールを高める努力をする必要がある。
※参考文献(略)