福島県教育センター所報ふくしま No.101(H03/1991.11) -034/038page

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5. 研究の概要と考察
(1) 研究の概要
1.研究推進委員会の企画・運営面における研修主任等への働きかけ
 これまでの授業研究反省記録,意識調査資料を提示し,「校内研修の基本は,授業であり,その授業は自己研修によって支えられる。」を合い言葉に,授業改善のための課題と具体策を明確化して,自己研修が進められるよう援助指導した。ア.授業課題解決のための具体策の立案
(自己研修課題の明確化)(6月)
<今後の授業実践に当たって>
□ 指導訪問時の授業の指導・反省を生かしながら、今後
授業実践をするために、授業課題を明確にし、解決の具
体策を講じて自己研修、実践する。
1.授業課題(自己課題)
(考えられるものをできるだけ多く、大切と思われる順に記入)


2.課題解決のための具体的方策


イ.授業課題解決のための授業実践とその援助指導(6〜7月)
各自の授業課題に基づき,授業研究実施。教頭はできるだけ参観し感想を含めて成果を認め励ます等,必要に応じて個別的援助指導をした。学年・ブロック主任が中心となって,自主的に運営し実践された。
ウ.参考図書購入による全職員の学び合い(7月)(事例略)
工.全体授業研究会(講師招へいによる全員授業)(9月中旬)
これまでの成果と課題を明確にして今後の授業実践に生かすことができるようにした。(研修主任への援助指導)
<今回の全体授業研究会から>
□ 6月の指導訪問、そして授業課題解決について実践し
てきた。それをうけて、今回の授業研究会という過程を
踏まえ、更に、今後の課題解決に取り組もう。
1.今回の授業研究会から学んだこと。
 1授業の改善・充実について
 2その他
2.他の学級の授業参観によって、学び、自分の授業にも
取り入れられることは何か。3.今回の自分の授業について
 1問題点は
 2指導されたこと(及び反省)
 3今後の課題と具体策 〇課題 〇具体策
2. 月・週のねらい,指導資料等の提供と週案の活用,援助指導
ア.「経営の視点」「週のねらい」の提示毎月の職員会議において,校内研修との関連を図るために,『授業の質的改善に向けて』を経営の視点の第1に掲げ,授業実践への意識を高めるよう提示した。
さらに,これに基づいて,週のねらいを「今週の予定」に明示した。実践の状況等については,週案からくみ取り評価,反省を試みようとした。

平成2年度 10月経営の視点

平成2年度 11月経営の反省


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