福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.132(H13/2001.2) -037/042page

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東和町立下太田小学校  服部忠彦教諭 服部忠彦教諭
児童の内面からわき出す思いや問いを大切にする学習活動を展 開することで、自ら学び自ら考えることができるようになったと いう算数科の実践が報告されました。児童全体がその思いや問い を共有化して課題とする活動を通して、学習課題の解決に向け積 極的に取り組むようになったとの発表がありました。

会津坂下町立坂下小学校  田中英人教諭 田中英人教諭
家庭科の授業において、題材構成や題材との出会わせ方を工夫 し、保護者等との連携・協力のもと、効果的に家庭生活と授業を つなぐ問題解決的学習を展開した結果、家庭生活を振り返ったり 学んだことを生かしたり、自分らしさを発揮したりできるように なったという報告がありました。

郡山市立郡山第六中学校  佐々木清教諭 佐々木清教諭
理科の観察・実験において、課題追究計画表を用いて、生徒一 人一人の学習課題の構造化を図り、興味・関心に応じた弾力的な グループ編成による課題選択学習を行い、知識の統合化のために 概念地図をまとめの段階で用いた結果、総合的な見方や考え方が はぐくまれたという実践が報告されました。

福島県立安積高等学校  渡邉望教諭 渡邉望教諭
高校物理の運動方程式導出の過程で、段階ごとに手順を明示す る「解析マニュアル」を用いて概念理解を自己分析し、問題解決 法や実験において、グループによる検討や役割分担し、発表する ことにより、概念理解が助けられ、「構成を見抜く力」が培われ たという発表がありました。

福島県教育センター  坂爪靖夫指導主事 坂爪靖夫指導主事
理科、技術・家庭において、自ら学び自ら考える力の育成にか かわる観点に焦点を当て、その高揚や伸長を図るために、科学的 な思考を促す教材開発や授業展開の工夫に取り組み、その有効性 を確かめた6つの授業実践研究・調査研究について報告がありました。


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