福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.132(H13/2001.2) -036/042page

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いわき市立高野小学校  菅野輝義教諭 菅野輝義教諭
社会科において、追究活動と表現活動との関連を重視した学習 過程と相互交流の場を効果的に組織し、児童一人一人が自らの追 究過程や追究した内容を振り返り、学習を深化・補充しながら進 めることを通して「自ら学び自ら考える力」を育成する指導の在 り方についての実践が発表されました。

福島市立福島第二小学校  二谷京子教諭 二谷京子教諭
造形活動において、学校探検などを通して題材への興味を持た せ、イメージカードを活用して主題を明確化させ、数多くの材料 を準備することにより子供の思いや意欲を保障し、試行錯誤しな がら安心して自分なりの柔軟な発想で表現することができる図画 工作の授業の実践が発表されました。

喜多方市立第二中学校  福島尚人教諭 福島尚人教諭
英語科において、生徒の知的好奇心を刺激する「だまし絵」を 用いて新出事項の提示や言語活動を工夫することにより、学習に 対する興味・関心を高め、活動意欲の活性化を図るとともに、S D法などの活用により生徒個々の心情やよさを的確にとらえ、具 的な支援をすることで基礎・基本の定着を図った実践が発表さ れました。

福島県立磐城女子高等学校  滝口玲子教諭 滝口玲子教諭
英語I・IIにおいて、教科書の内容に関する「コメントカード」 を用いてのALTとの情報交換や、外国から招待した高校生との 教科書の題材に対するディスカッションを行うなど、教科書を基 に自分自身の考えをまとめて伝え合う活動を通して、実践的コミュ ニケーション能力の育成を図った指導の実践が発表されました。

福島県教育センター  泉田淳長期研究員 泉田淳長期研究員
国語科の「話す・聞く」領域の学習において、教材とその提示 方法を各段階において工夫し、自分の意図が相手によく分かるよ うに課題意識をもたせながら、組み立てを工夫して伝え合うスピ ーチ活動を行わせることを通し、学習意欲を高め、「話す力」を 育てる指導の在り方についての実践が発表されました。

【第5分科会】
教科教育2
児童・生徒に確実に基礎・基本を習得させ、さらに主体的に学習し、自ら考え 自ら問題を解決する力を身に付けさせる指導はどうあるべきかが問われています。 当分科会では、この問いに真正面から取り組み、新しい手法により成果を上げた 実践報告が行われ、示唆に富む発表に賞賛の声が上がっていました。


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