福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.134(H13/2001.11)-035/036page

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教育情報ニュース
 
《平成13年度パソコン活用状況アンケート結果から》
パソコンとインターネットの活用状況
 

平成13年3月31日現在におけるパソコン設置率およびWindows導入率はほぼ100%になっています。今後は,パソコンの活用の仕方が重要になると思われますので,今回は学校におけるパソコンの活用状況を中心にお知らせいたします。

1 パソコンの活用場面

〈図1〉は,「コンピュータの活用場面」を示したものです。各校種とも,教科指導・教務関係での活用はかなり進んでいます。中学校・高等学校では,進路指導でもかなり活用されています。
図1 パソコンの活用場面

2 教科での利用目的

〈図2>は,「各教科におけるコンピュータの利用目的」を示したものです。各教科では,「学習への関心・意欲を高める」「操作能力育成・情報処理技術学習」などが主な目的となっています。新学習指導要領では,各教科においてコンピュータに慣れ親しみ,積極的に活用できるようにすることが求められています。今後は,児童生徒が学習内容をよりよく理解できるよう,コンピュータを活用することが大切です。
図2 教科での利用目的

3 インターネット活用における課題

〈図3〉は,「インターネットを活用している教員数」の割合を示したものです。授業でインターネットを活用し,児童生徒の意欲を高め,授業の質を変えていくためには,「インターネットを授業に活用できる教員」の割合をさらに増やしていく必要があります。
図3 インターネット活用における課題

4 LANの導入状況

<図4>は,校内ネットワーク(LAN)の導入率を示したものです。昨年度に比べ,LANの導入率は各校種とも約15%上昇していますが,授業にインターネットを積極的に活用するためには,LANの導入率向上が不可欠となっています。
図4 LANの導入状況

5 インターネットに関する講座の紹介

教育センターでは,このような状況に対応するために,次の講座を開講しています。
● 教材を作成し指導力向上を図るための情報教育研修講座
● ホームページ作成・インターネット活用を目的としたホームページデザイン講座
● ネットワーク管理者養成のためのインターネット技術講座
時代の要請をふまえ,学校・教員の二一ズに応えられるよう,今後も講座内容の充実に努めてまいります。


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