福島県教育センター所報ふくしま「窓」 No.135(H14/2002.2)-034/036page

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に応じた柔軟な指導を進めるためには,ネットワークの教育的活用が今後益々必要になるものと考えられる。発達段階に応じた学びの道具として,より効果的に活用させるためにも,情報教育に関わる全体計画を下図(図A)を参考に作成する必要性を感じる。

(図@)〈ステップ3:個別課題・個別追究の段階〉
ステップ3:個別課題・個別追究の段階

(図A)〈小・中学校における情報教育の推進に関する研究:北海道立教育研究所:平成10年>
〜児童・生徒の発達段階的特徴を踏まえた情報教育の在り方〜

小・中学校における情報教育の推進に関する研究:北海道立教育研究所:平成10年

○:児童・生徒の発達の状況に応じた指導が必要な時期
児童・生徒の発達の状況に応じた指導が必要な時期

6 まとめ

自ら学び自ら考える力を育てるため,情報通信ネットワークを取り入れた授業構成や指導方法の工夫と改善が重要視されている。授業者が日々の授業の積み重ねにより,単元のねらいと児童の学習の実態に応じて,その都度よりよい学習の姿を思い描きながら組み合わせて実施したときに,ネットワークの機能がより効果的に発揮されるものと考える。また,年間をとおして計画的・継続的に活用することにより,学びの道具としての効果がより一層期待できるものと考える。


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