千年伝統 上川崎和紙(1/4)

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タイトル
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千年伝統 上川崎和紙
みちのく和紙
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白く清げなるみちのくの紙にいと細く書くべくはあらぬ筆して文書きたる清少納言の枕草子よりこの時代、みちのくの紙は、楮だけではなく、檀をその原料とし、その紙質の良さから、宮廷や上流都人に愛用されていました。
手漉き和紙の起源
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安達町の東に位置する上川崎地区、そこで今も受け継がれている手漉き和紙は、今から千年以上前、平安の中期、冷泉天皇の時代に始められたと言われています。その時代、安達太良山でとれるマユミと、阿武隈川に流れる清冽な水とで漉かれる手漉き和紙は、みちのく紙として、平安の都人に愛されていました。

江戸時代
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江戸時代には、二本松藩、丹羽藩主が産業振興の立場から、紙漉きを許可制にして奨励し、上川崎手漉き和紙の基礎が築かれます。この時代には、既に原料は楮と、とろろ葵が主で、江戸時代寛政年間の書物、紙漉重宝記によると、その製法・技術は現在とほぼ変わっていません。
近代
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安達町、上川崎地区は、近代、大正から昭和初期は紙漉きを行う農家が、300件を越す東北最大の和紙の里でした。しかし、これら紙漉き農家も、戦後の経済復興に伴う印刷物の増加や、洋紙の普及を促し、さらに人々の生活様式の変化とともに、その数は激減し、今は数軒を数えるまでになってしまいました。
現在
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そして今、この千年の伝統を持つ上川崎手漉き和紙を受け継ぎ、守っていこうという努力が地域の人々によって続けられています。日本独特の紙漉きの技術。それは、洋紙には見られない、流し漉きという製法がとられています。

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安達町の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。