アイヅタカサトカイギュウ |
時間:
1分14秒
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これはジュゴンです昔の猟師たちはよく人魚と間違えていたそうです。人魚に似ているかどうかはともかく、なんとも愛嬌のあるユニークな動物ですね。このジュゴンはカイギュウの一種で私たち人間と同じ哺乳類の動物です。現在このカイギュウの仲間はこのジュゴンとマナティしか生きていません。昔は沢山の種類のカイギュウが世界中の海を泳いでいました。800万年前、ここ高郷村が海だった頃、この高郷の海にもカイギュウがいたのです。その名はアイヅタカサトカイギュウです。 |
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1973年 |
時間:
1分02秒
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1973年この静かな高郷村に大きな発見がありました。若松女子高校の地学部の生徒は塩坪橋の近くの阿賀川の川岸でポットホールの調査をしていました。ポットホールとは川の水で回転する小石が開けた穴です。ほぼ調査も終わりかけた頃、一人の生徒がポットホールの淵にある奇妙なものを見つけました。それは大型動物の骨の化石でした。苦労の末発掘し色々と調べた結果、それはくじらの背骨と胸鰭の骨の化石だということがわかりました。このくじらの化石の発見は、その後の海に住む哺乳動物の化石発見のきっかけとなりました。 |
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古い地層 |
時間:
47秒
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それにしても何故こんな山の中で海に住む鯨の化石が出てきたのでしょうか。化石は大昔の生物が腐らずに砂や泥に急速に埋没したために出来たものです。当然、古いものは下のほうへ遠ざかってしまい、何百メートルも掘り起こさなければ昔の化石などは見つけることは出来ません。しかし、地球の奥深くにあるマグマの力によって地面が盛り上がる事があるのです。盛り上がった部分は雨や風などによって削られ、古い地層が表面に出てくることがあるのです。 |
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