奥会津只見の昔話 ざっと昔あったど(23/30)

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武士と化け猫のむかし(11)
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「来たと思い待ち構えて、また引っかいたら箱が割れて中から侍が躍り出て、なにかギラギラと真っ暗なところで光る眼だけ見えたそれをめがけ斬りつけました。一太刀、二太刀斬りつけたら、ギャーといやな声を出したが侍に手をかけないで暗闇の中を逃げていきました。」
武士と化け猫のむかし(12)
時間: 37秒
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「それで侍は早く行こうと思いズネンズネンと暗い道を村に戻っていきました。そしてだんだん夜明けになってきました。村の人たちに、俺は何者か斬りつけました血も流していたので行ってみたらわかります。強い男十人ぐらい一緒にきてくださいと侍はそういって村の若い男、力の強い男を十人ぐらいつれてお宮にいきました。」
武士と化け猫のむかし(13)
時間: 42秒
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「そして上手のほうにタチタチと血が垂れている後がありその血をつたって行ってみたらお宮の後ろに大きな洞穴がありました。その中を見てみたら年寄り猫が力尽きて死んでいてその穴の中には昔から捧げていた米の食べかす、骨などがたくさんありました。そして猫の仕業だとわかって」

武士と化け猫のむかし(14)
時間: 36秒
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「村中喜んで、ありがとうございました、ありがとうございましたと侍にお礼をいって、どうか強いお侍様この村にいてくれればみんな幸せに暮らすことができます。庄屋の婿になってここの村に残ってくださいとみんなにいわれそうして庄屋の婿になりそれからその村は平穏に過ごせました。それでいっちょ栄えた。」
おぶさりてい(1)
時間: 42秒
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「昔々ある村の東のほうに八幡様をお祭したお宮がありました。そのお宮の村に立派な大木の杉がありました。その杉の一番上で夕方になると、おぶさりたい、おぶさりたいとうなり声で泣く者がいて村の人たちはとても寂しくて夕方になるとみんな戸を閉めてしまう、寂しい村になってしまいました。」
おぶさりてい(2)
時間: 33秒
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「なんとも寂しい村になってのでしまったといって太郎べいと次郎べいと三郎べいで相談して、碁をして三人で負けた人が誰か行ってそのおぶさりたいをおぶうことにしよう相談しました。三郎べいが一番負けてしまいました」

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