浪江町の文化財(1/2)

[目次] [次]
タイトル
時間: 13秒
mpeg1
real
0.7MB
mpeg1
2.2MB
mpeg2
10.0MB
浪江町の文化財
県重要有形民俗文化財指定
時間: 59秒
mpeg1
real
3.5MB
mpeg1
9.6MB
mpeg2
44.5MB
現在、会津若松市の県立博物館に保管されている、浪江町の井田川浦のまるきぶねは、昭和42年4月に、県重要有形民俗文化財に指定されました。舟の長さは4メートル63センチ、幅63センチの浦舟で一本のくりぬき舟であることが珍しく、材質はスギと思われます。
井田川浦のまるきぶね
時間: 1分15秒
mpeg1
real
4.3MB
mpeg1
12.2MB
mpeg2
56.5MB
この種の浦舟は、井田川浦が干拓されるまでは、浦の周辺のエビサワ、シモウラナメズ、ミミガイ、その他の村民が魚獲りに用いたもので、普通、どんぼぶねと呼んでいました。干拓後、耕地になって、船の用がなくなったので自然に姿を消してしまいました。中には昭和20年頃まで残っていた物もありましたが、それも戦後の物資不足の時代に、半分に切って、農事用にしたりして、それらも今はなくなりました。井田川浦が干拓されたときも、沈んだままの廃舟がたくさんあったといいますが、これもそのひとつで、泥の中から掘り起こされたものです。

県天然記念物指定
時間: 2分20秒
mpeg1
real
8.2MB
mpeg1
22.8MB
mpeg2
105.2MB
大聖寺のアカガシ樹群は昭和50年5月、県の天然記念物に指定され、寺の南部から西部にかけての斜面の面積、3842平方メートルに鬱蒼と茂った樹冠が遠望されます。アカガシはブナ科の常緑広葉樹で、元来温暖帯山地において、常緑広葉樹林を形成しているが、その天然分布の北限は、福島県北部から宮城県南部にかけての海岸地帯にあります。アカガシは胸高周囲125センチ、胸高直径40センチ以上のものが39本あり、他に胸高直径25から35センチのものが4本見られます。39本の大木のうち、3本の西の方にある胸高周囲589センチのものが最も大きく、次に巨大なものは周囲552センチあります。このようなアカガシの大木は例が少なく、単木としても貴重なもので、このアカガシの大木群は2本の巨木を含み、一ヶ所に大木が生育することで価値のあるものです。アカガシ樹群のある、いわゆる風致地区は比較的良く保たれているため、アオキ、イヌツゲ、シキミ、ヒサカキ、ヤブコウジなど常緑の低木や、ベニシダ、オオバジャノヒゲ、キチジョウソウなど常緑の草木が群生し、特にキチジョウソウは暖地系のものであって、分布上貴重なものです。
大聖寺のアカガシ樹群
時間: 58秒
mpeg1
real
3.4MB
mpeg1
9.5MB
mpeg2
43.9MB
大聖寺のアカガシ樹群は、元禄年間、相馬昌胤公の隠居所の一部にあり、400年から500年にも達しており、隠居所建設時に既に存在していたと思われます。現存のアカガシ群も、直径40から188センチの範囲に分散し、おそらく天然更新によって維持されてきたものと思われ、現在でも1メートル以下の稚苗が多く見られます。以上から、大聖寺のアカガシの大木が群生し、しかもほぼ自然状態を保っております。
県重要文化財指定
時間: 46秒
mpeg1
real
2.7MB
mpeg1
7.6MB
mpeg2
35.1MB
浪江町北幾世橋大聖寺には、紙本著色両界種子曼荼羅のニフクがあります。これは、昭和28年10月、県重要文化財に指定されました。

もどる

掲載情報の著作権は浪江町に帰属します。
浪江町の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。