県天然記念物指定 |
時間:
2分20秒
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大聖寺のアカガシ樹群は昭和50年5月、県の天然記念物に指定され、寺の南部から西部にかけての斜面の面積、3842平方メートルに鬱蒼と茂った樹冠が遠望されます。アカガシはブナ科の常緑広葉樹で、元来温暖帯山地において、常緑広葉樹林を形成しているが、その天然分布の北限は、福島県北部から宮城県南部にかけての海岸地帯にあります。アカガシは胸高周囲125センチ、胸高直径40センチ以上のものが39本あり、他に胸高直径25から35センチのものが4本見られます。39本の大木のうち、3本の西の方にある胸高周囲589センチのものが最も大きく、次に巨大なものは周囲552センチあります。このようなアカガシの大木は例が少なく、単木としても貴重なもので、このアカガシの大木群は2本の巨木を含み、一ヶ所に大木が生育することで価値のあるものです。アカガシ樹群のある、いわゆる風致地区は比較的良く保たれているため、アオキ、イヌツゲ、シキミ、ヒサカキ、ヤブコウジなど常緑の低木や、ベニシダ、オオバジャノヒゲ、キチジョウソウなど常緑の草木が群生し、特にキチジョウソウは暖地系のものであって、分布上貴重なものです。 |
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大聖寺のアカガシ樹群 |
時間:
58秒
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大聖寺のアカガシ樹群は、元禄年間、相馬昌胤公の隠居所の一部にあり、400年から500年にも達しており、隠居所建設時に既に存在していたと思われます。現存のアカガシ群も、直径40から188センチの範囲に分散し、おそらく天然更新によって維持されてきたものと思われ、現在でも1メートル以下の稚苗が多く見られます。以上から、大聖寺のアカガシの大木が群生し、しかもほぼ自然状態を保っております。 |
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県重要文化財指定 |
時間:
46秒
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浪江町北幾世橋大聖寺には、紙本著色両界種子曼荼羅のニフクがあります。これは、昭和28年10月、県重要文化財に指定されました。 |
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