八雲神社の「神輿渡御祭」と鉾衝神社の「太鼓獅子」〜福島県 岩瀬郡長沼町〜(7/8)

[前] [目次] [次]
神輿渡御
時間: 48秒
mpeg1
real
2.9MB
mpeg1
7.9MB
mpeg2
36.4MB
いよいよ太鼓獅子がお供をして、神輿渡御が始まります。「よーぉーいっ!」行列は神職が努める先払い、神輿を先導する天狗の面を被った猿田彦、榊持ち、それに続く獅子と山車が一際目を引きます。氏子が担ぐ神輿が、その後に続きます。
百足獅子
時間: 50秒
mpeg1
real
2.9MB
mpeg1
8.2MB
mpeg2
37.6MB
行列の中、見物の人々の注目を集めるのは、獅子と、太鼓を曲打ちする少年達の姿です。獅子頭には、一本の角があり、「さぁどっこいどっこい」の、かけ声のお囃子が終わると、左右に一歩ずつ、交互に進みます。それを繰り返した後、「さぁさぁ」の、かけ声で二、三歩進み、また下がります。獅子の幕には数人が入るので、百足獅子とも言われています。
太鼓獅子のいわれ
時間: 29秒
mpeg1
real
1.8MB
mpeg1
4.9MB
mpeg2
22.5MB
獅子の後ろにつく山車は、花飾りが付けられ、大太鼓が一つ、小太鼓が二つ取り付けられています。振り袖の衣装を身に纏った少年が枹を回したり、飛び跳ねながら打つ大太鼓の曲打ちと、獅子の動きが、同じ笛の音で演じられるので、太鼓獅子の名が付いたとされています。

返り舞
時間: 2分50秒
mpeg1
real
10.0MB
mpeg1
27.7MB
mpeg2
128.0MB
社殿に続く参道の中間地点に、隋身門があります。獅子は隋身門にさしかかると、天狗の面を被った猿田彦の合図と共に一気に石段を駆け上がり、後ろ向きに獅子頭を向ける仕草を魅せます。これを「返り舞」、または「見返り」といいます。神輿渡御の中で、大きく動きが変わるところです。「どっこい!」「はっ!」「よい!」「よーいよい!」「よーいよい!」「よい!」「よーい、よーい!」今回は特に、隋身門の他に、社殿に上がる最後の石段でも返り舞が披露されました。「どっこい!」「よっ!」「よい!」「よーいよい!」
右回りに一周
時間: 1分09秒
mpeg1
real
4.1MB
mpeg1
11.3MB
mpeg2
52.2MB
社殿の前まで神輿の行列が到着すると、一行は社殿に向かって右回りに一周します。一回りすると笛の調子が変わり、太鼓はちらし太鼓と呼ばれる打ち方に変わります。しばらくすると神輿が宮入となります。「よぉぉー。」
縁起物を観客に配る
時間: 40秒
mpeg1
real
2.3MB
mpeg1
6.6MB
mpeg2
30.4MB
ちらし太鼓が終わると山車の花飾りは縁起物として観客に配られます。

もどる

掲載情報の著作権は長沼町立歴史民俗資料館、(財)地域創造に帰属します。
長沼町立歴史民俗資料館、(財)地域創造の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。