民友ニュース No.129(1/3)

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タイトル
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福島民友ニュース NO.129
新しい村づくり・農業改良普及員の活躍1
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生産者の喜び、それは出荷です。農家のたゆまぬ努力と技術の進歩によって、豊作が平年作といわれるまでになりました。このように技術が改善された陰に、県の農業改良普及員がおります。その数は県下にざっと300人、14万農家の相談相手として、農業構造改善事業や農家の経営改善、そして広域農業の振興など、農家の庭先に直結した助言や指導に明け暮れています。では、その実態をのぞいてみましょう。
新しい村づくり・農業改良普及員の活躍2
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ここ石川郡では、農業改良普及員の指導で、少ない労働力で高い生産をあげようという協業経営にいち早く切り替えました。浅川町のトマトの集団栽培もその一つです。

新しい村づくり・農業改良普及員の活躍3
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また、機械化営農として脚光を浴びた玉川村では、我が国でも数少ないポテトハーベスターの導入で、さしもの広い馬鈴薯畑もみるみるうちに収穫され、機械化営農の人気は最高です。山間地農業の所得を増やすために、養鶏農多頭飼育が協業で行われ、この養鶏場だけで年間収入はざっと300万円。さらに酪農を取り入れ、共同で畜舎を建て乳牛を飼うなど、協業の助けによって経営は拡大しています。
新しい村づくり・農業改良普及員の活躍4
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石川町の一部落では、葉たばこを中心とした商品生産農業を確率、デラックスな乾燥場も収穫した葉たばこで溢れ、ここだけで年間130万円もの収入を上げています。ここ飯坂町中野の新興果樹産地では、百聞は一見に如かずのたとえ通り、無袋栽培の講習に耳を傾ける者が多く、さらに共同選果場では、選別から荷造りまでの一貫作業に目を見張っています。
新しい村づくり・農業改良普及員の活躍5
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一方、新農薬の出現による病害虫の防除も、技術の進歩で全て機械化されています。このように少ない労働力で、しかも採算がとれるようになったのも、広域農業が生んだ成果でしょう。

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