民友ニュース No.133(1/3)

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タイトル
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福島民友ニュース NO.133
自立の日めざして−母子家庭の現況−1
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父のない家庭、支えを失った人々、母子家庭と呼ばれる幸い薄い人達は、県下にざっと2万世帯。生きることの難しさを、この人たちは誰よりもよく噛みしめているのです。母子寮は、母子家庭に住宅を提供するだけのものでなく、子供の幸せのために母と子が落ち着いた暮らしができるように作られたものです。こうした施設は県内に18ヵ所、250世帯の母子が恵まれた環境の中で、自立の日をめざして懸命に暮らしています。
自立の日めざして−母子家庭の現況−2
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また、福島市未亡人連絡協議会の母子会では、ハンザワハナさんを会長に会員25名が、生活を少しでも豊にしようと医大病院内の清掃に励み、入院患者からも大変喜ばれています。

自立の日めざして−母子家庭の現況−3
時間: 29秒
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こうした人々を昼となく夜となく慰め励まし、母子家庭のあらゆる悩みの相談相手の役を担っているのが母子相談員です。母子相談員は県内に21人、伊達福祉事務所のスズキさんは就任以来20年のベテランで、母子家庭の人々からよき相談相手として信頼されています。
自立の日めざして−母子家庭の現況−4
時間: 32秒
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母子相談員の世話で、母子福祉資金の貸し付けを受け、健気にも女手一つで立ち直った母子家庭があります。安積郡菊田村で2人の子供を抱えて牛乳販売をしているモトウチミキさんもその一人。まだまだ楽とは言えませんが、これで一応自信がつきましたと語るモトウチさんの顔には、晴れ晴れとしたほほえみが浮かんでいます。
自立の日めざして−母子家庭の現況−5
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また、技能習得資金を受けて娘さんと洋裁の仕事をしているアライチイさんは、もうすぐ自立できる日も近いと、今日も明るく働いています。

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