民友ニュース No.138(1/2)

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タイトル
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福島民友ニュース NO.138
観光地と味覚1
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観光シーズンと共に、温泉町は観光客で賑わっています。また、客を受け入れる宿の台所は、猫の手も借りたいほどの忙しさです。旅先での味覚は印象に残るものです。おらが福島の味覚をどうぞということで、味覚を生産する人達がめっきり増えてきました。イチゴ栽培もその一つです。瑞々しい赤い実のイチゴは、県内で約1,300トン生産されています。ここ福島市アマノベ部落のイチゴも、皆ビニールハウスの中で大きく育っています。10年前、ワカイさんたち仲間7人がこの地にイチゴを入れて共同栽培を行い、今では部落全体に普及しています。最近早出し栽培も初め、味のよい福島イチゴとして名を知られるようになりました。
観光地と味覚2
時間: 38秒
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また、椎茸栽培もなかなか盛んで、年間約4,000トン生産されています。中でも月舘町は、本県椎茸栽培の先進地で、山林資源、気象、立地条件共に恵まれ、生産者170人を数えています。月舘椎茸の先駆者サイトウさんもその一人、4万本の栽培原木をもとに質のよい風味豊かな椎茸栽培に専念しています。

観光地と味覚3
時間: 34秒
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また、年間約3万トン生産されているキュウリは、早出し用としてのフレーム栽培が年ごとに増え、県内至る所でビニールハウスを見ることができます。青い新鮮な味覚はこうして箱詰めされ、観光客はもちろん全国各地の食卓を賑わします。
観光地と味覚4
時間: 57秒
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一方こちらは、西郷村のハヤシ養魚場、3,000坪の池にニジマス150万尾が養殖されています。経営するハヤシさんは、サイパンからの引揚者で、当時思いついたのがこの養殖、以来風雪に耐え抜いてこれまでにしました。甲子や飯坂などの温泉地に出荷する一方、観光客相手の釣堀を始めたのが大当たり、将来アユ、ハヤまでも養殖したいと、その夢は大きいようです。
観光地と味覚5
時間: 46秒
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ワラビなどの山菜が都会の客に大もてなら、タケノコもまた大受けです。土の香りを秘めたタケノコは、年間約120トン生産されています。包丁さばき50年の板前イクタさんは「地物は新鮮で、味だってくだりものとは比べものになりません。ですから私たち料理を作っている調理師は、できるだけ地物を使うように努めておるんです。」こうして手塩に掛けて作られた多くのふるさとの味覚は、福島県の観光地を訪れる旅人の口と目を楽しませています。

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