開拓地を訪ねて3 |
時間:
1分14秒
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また、酪農経営で大きな成果を上げている地区があります。ここ安達太良山麓は、1戸平均7、8頭の乳牛を飼っている酪農地帯です。昭和41年に酪農部門で、県農業賞を受けたフジモトユキオさんは、この地区の出身、ようやく経営が軌道に乗ってきたのです。10頭の乳牛を世話するフジモトさんの顔には、将来への希望と、隠しきれない喜びがあふれています。土質が悪く、急傾斜と起伏が多いこの辺りは、草地農業としての酪農経営が最も適しているのです。そして、今後さらに発展するためには、機械力を導入した大規模経営に切り替えていくことが必要となってきます。酪農経営での成功は、同じ立地条件にある開拓地が発展する一つの方向を表しているようです。 |
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開拓地を訪ねて4 |
時間:
22秒
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開拓営農指導員が、こうした開拓農家の相談役として大きな働きをしています。牧草栽培や、乳牛の飼育管理などの技術指導はもちろん、生活問題にも助言します。 |
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開拓地を訪ねて5 |
時間:
54秒
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また、開拓農協は、最も身近な相談相手として開拓民に親しまれています。資金融資の手続きなどは、ここで処理してくれます。しかし、今なお苦しい生活を送っている人々がいることを忘れてはいけません。いまだに自立経営ができないでいるという人達にも、やがて明るい日がやってくることでしょう。開拓事業は、20年を経た今、ようやくその基盤を整えてきたのです。今後の開拓事業は、大規模営農へのパイオニアとして、大きな変革を遂げていくことでしょう。 |
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