民友ニュース(県民ニュース) No.173(1/2)

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タイトル
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福島民友ニュース NO.173
村の駐在さん1
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さんさんと降り注ぐ太陽の下で、平和な佇まいを見せている安積町。この町の平和と安全を守って、日夜たゆみない活躍をしているのが駐在さん。タザキゲンゾウさんは今年52歳、昭和17年からこの仕事を続けて今年で23年。6,500人の生命と財産を守る彼には大きな責任がある。そして、それは大きな誇りでもある。「いい娘が一人いるですが、どうでしょうね23歳位なんですが。」「ああ、丁度いいあんばいだね、うちのがちょうど26だからね。」「26ねぇ。」「家庭的には非常にしっかりしてるしねぇ。何とかひとつ、あの当たってみましょう。」「今年の秋当たり、結婚式あげるような、準備ですね、やりたいもんだから。」「今の子は適当でないかなとは、考えているんです。」彼の毎日は全く忙しい。
村の駐在さん2
時間: 20秒
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朝の交通指導から彼の一日が始まる。元気に登校してくる子供たちの安全を守り、交通道徳を教えることは、彼にとって限りない喜びとなっている。

村の駐在さん3
時間: 1分17秒
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各家庭を訪問し、家族の消息や悩み事の相談にあずかる巡回連絡は、駐在さんの大きな日課の一つ。いつも顔を合わせる村の人達とは友人の仲。「家族の関係なんだけれども。」「はい。」「いつも来られないんですけれども、あの、今度ユキコさんは中学3年ですね。」「サチコは3年です。」「もう来年には、高校だね。」「ええ、まあ入れっか入れねぇかね。」「やあ、お宅さんのお子さんなら心配ないでしょうけど。あれですよ、今年は一番頑張る年ですね。」しかし、和やかな話の中で、防犯や防火のさりげない予防活動は、タザキさんの独壇場である。部落の人達の中にとけ込んでのこうした仕事が、駐在さんの本当の役割である。
村の駐在さん4
時間: 39秒
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留守を守る奥さんの苦労は大変である。電話の受付もその一つ。落とし物の処理も夫に代わってやらなければならない。まさに、家族総出の駐在所勤務が行われているのである。
村の駐在さん5
時間: 54秒
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また、色々な相談事は夜に持ち込まれることが大半。「あそこではなんとも、暗くてしょうがないもんね。」「そうなんだね。私も常々歩いてて暗いなと思ったことだいぶあるんだけどね。」タザキさんにとっては、起きている間は全部勤務時間なのである。私たちの静かな眠りと平和な町づくりに努力するタザキさん、忙しい毎日を過ごす彼の支えは、強い責任感と地域の人々への限りない愛情である。最近犯罪の悪質化に伴い、駐在所の在り方にも一つの転機が訪れようとしている。しかし、タザキさんは平和で明るい社会が永遠に続くことを願っている。

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