タイトル 時間： 15秒 0.9MB 2.6MB 11.5MB 福島民友ニュース　NO.184

福島県はすすむ　須賀川市1 時間： 1分01秒 3.6MB 10.0MB 45.8MB 最近の住宅ブームを繁栄し、約800戸の公営住宅と増改築を含めて約500戸の個人住宅が建築されている須賀川市は、商工業の中心地郡山に隣接する恵まれた立地条件を備えた都市として、大きく変貌しています。南北朝時代の史跡として有名な宇津峰山、その裾野に開けた須賀川市は、人口およそ5万3,000、農業に工業に若い息吹を躍動させて発展を続ける田園都市です。町の片隅に今も残っている古い家並み、明治の初めまでここは県下一の宿場町として栄えていました。軒先に放置された馬繋の石。

福島県はすすむ　須賀川市2 時間： 28秒 1.7MB 4.6MB 21.1MB 旧奥州街道にある須賀川一里塚は、全国的にも貴重なもの、宿場町の姿を今に教えてくれます。風流の初や奥の田植えうた、俳聖芭蕉もここに1週間滞在したという。

福島県はすすむ　須賀川市3 時間： 50秒 2.9MB 8.2MB 37.6MB 全国三大生産地として知られる須賀川の製麺産業、旅人の食膳を賑わした須賀川麺は地場産業の一つとして大きく成長しています。豊富な原料と、良質の水、加えて乾燥地帯という気象条件が、ここにこの産業を興させたのです。しかし、時代の進展と共に、この産業にも一つの転機が訪れています。手延べから機械へ、さらに即席ラーメンや菓子製造など、機械化に合わせ経営の多角化が図られて、経営近代化への努力が続けられています。

福島県はすすむ　須賀川市4 時間： 44秒 2.6MB 7.3MB 33.3MB 28億を投じて建設された専売公社須賀川工場。田村、石川、岩瀬など全国的なタバコの産地を背景に、タバコ加工工場の近代化を目的に建設されたこの工場もその一つです。広々とした田圃の真ん中に姿を見せ始めたビニールハウス。須賀川市の農業は、従来の米作りから次第に蔬菜の栽培など、都市■型農業に変わりつつあります。キュウリの抑制栽培、すでに関東市場の3分の2以上がここの産で占められていると言われています。

福島県はすすむ　須賀川市5 時間： 31秒 1.9MB 5.2MB 23.7MB そして、昭和38年新産業都市の指定を契機として、多くの企業が進出しています。澄んだ空気と豊富な労働力、それに恵まれた交通網は、企業にとって大きな魅力なのです。昭和37年に比べ約倍に伸びた工業出荷額は、須賀川市が内陸工業都市として大きく進展していることを物語っています。

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