タイトル 時間： 15秒 0.9MB 2.6MB 11.6MB 福島民友ニュース　NO.186

福島県はすすむ　喜多方市1 時間： 27秒 1.6MB 4.5MB 20.3MB 家の軒先から軒先へ町中を5本の川が流れる喜多方市は、豊かな水に恵まれたところとして発展してきました。人口およそ4万人、会津盆地の北の方の中心である喜多方市は、工場の進出が目立って増え、町は活気にあふれています。

福島県はすすむ　喜多方市2 時間： 30秒 1.8MB 5.0MB 23.0MB この町に古くから行われてきた酒造り、豊富な水と旨い会津の米がここに酒造りを起こさせたのです。年間27億円をあげる酒造りは、大きな地場産業に成長しました。そして、経営への努力は東北一の近代設備をもつ工場も現れるなど、たゆみなく続けられています。

福島県はすすむ　喜多方市3 時間： 23秒 1.3MB 3.8MB 17.4MB 桐下駄などで全国的に有名な会津の特産会津桐は、喜多方市が本場と言えましょう。特に琴をつくる材料としては、会津桐にまさるものがないと言われ、全国でつくられる琴のほとんどを占めると言われています。

福島県はすすむ　喜多方市4 時間： 35秒 2.0MB 5.7MB 26.3MB そして、こうした伝統産業に加え、豊かな水が生んだ電力は、ここに近代的工場を進出させました。さらに、電気部品関係の工場も進出して、市の発展に大きく貢献しています。

福島県はすすむ　喜多方市5 時間： 36秒 2.1MB 6.0MB 27.6MB また、喜多方市は古くから文化の栄えたところでした。長床と呼ばれる鎌倉初期に建てられた熊野神社の拝殿は、修験道場に使われたもので、全国唯一の建物として重要文化財に指定されています。このほか願成寺の木造阿弥陀如来座像は、東北には珍しい形の仏像です。仏都会津と言われる中で喜多方に遺跡が多いことは、この地が古くからかなりの文化をもっていたことを物語っています。

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