民友ニュース(県民ニュース) No.192(1/2)

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福島民友ニュース NO.192
福島県はすすむ 岩瀬地方1
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県土を縦断する奥羽山脈に沿いその東斜面に開けた岩瀬地方は、素朴な人情を今に残している純農村地帯です。秋の獲り入れもすみ冬を間近に控えて、人々は野菜の冬囲いなど冬支度に忙しい毎日を過ごしています。比較的平地に恵まれたここ岩瀬地方は、岩瀬キュウリや岩瀬ネギなどで知られるように、ほかにこれといった産業もなく、進んだ農業経営で生活を築いてきたのです。
福島県はすすむ 岩瀬地方2
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延喜式の古社として知られている長沼町の桙衝神社、地元の人々が鹿島様と呼んでいるこの神社は、大和民族の開拓前線基地として開かれたものです。この地方が早くから開発されていたことを、今に教えてくれます。

福島県はすすむ 岩瀬地方3
時間: 50秒
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明治13年宮内庁直轄の御料牧場として開かれた岩瀬牧場、当時はヨーロッパから輸入された機械を備えた異国情緒豊かな、全国でも珍しい牧場でした。我が国畜産発祥の地として貴重な役割を果たしました。小学校唱歌牧場の朝は、詩人杉村楚人冠がここを訪れた時に詠んだものです。オランダから輸入された鐘は、今も時を告げています。
福島県はすすむ 岩瀬地方4
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今岩瀬地方は、新しい時代に生きる努力を続けています。生活環境の整備、岩瀬村の全戸水道設置は主婦の労働を軽減させ、生活改善を進めるのに大きく役立っています。また、より豊かな農村建設を目指す新しい試み花木の栽培も、着実な歩みを見せています。ナンテン、キンシバなど大都市を岩瀬の花木で飾ろうと、43年から始められたものです。進む交通網の整備に呼応した新しい農業への開発意欲は、やがてこの地方を豊かにすることでしょう。
福島県はすすむ 岩瀬地方5
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こうした新しい農業に大きな支えとなっているのが、県立岩瀬農業高校です。栽培技術の指導はもちろん、考える農業をする若い後継者を育てています。このほど新たに確保した35ヘクタールの圃場では、大型機械を導入した大規模農業を実践、これからの農業経営に大きく寄与していくことでしょう。

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