民友ニュース(県民ニュース) No.198(1/2)

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タイトル
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福島民友ニュース NO.198
県土をひらく動脈1
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東京から県都福島までわずか3時間、豊かな資源を持ち立地条件に恵まれた福島県は、目覚ましい発展を続けています。昭和44年福島県の工業出荷額は4,900億円、首都圏に隣接する立地条件を求めて企業の進出が著しく、ついに東北一の工業熟度を誇る実力を持つに至りました。
県土をひらく動脈2
時間: 38秒
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農業も、工業化の進展と共に大きな転換を求められることになりました。農業の機械化と共に最近多くなってきた蔬菜の栽培、より高い生産性を持つ農業経営を目指した方法が取り入れられて、次第に都市近郊型農業へと変わってきています。

県土をひらく動脈3
時間: 53秒
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こうした産業の発展を支えているのが輸送網です。私たちの日常生活に最も関わりの多い道路は、自動車の普及と共にますます大きな使命を与えられています。山をくり抜いて山間に延びる道路、総延長5,400キロ、日本一長い道路を抱えた福島県は、今その改良舗装に全力を投入しています。すでに全線が完成した国道4号、6号線などの幹線道路から、それに通ずる地方道の整備に拍車がかけられています。
県土をひらく動脈4
時間: 45秒
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今年、県内を横に走る道路として完成する国道49号線は、地域開発のパイオニアです。ともすれば中央との縦の結びつきのみを考えがちな中で、こうした横断道路の完成は、真に地域開発を担う道路の建設として今後の方向を示唆しています。
県土をひらく動脈5
時間: 47秒
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鉄の動脈、鉄道は、拠点間大量輸送の王者です。東北線や常磐線など、すでに電化された本線と共に無煙化が進められて、大量の物資が、しかも高速に運ばれています。陸の港といわれ、一日に貨車6,000両を扱える国鉄郡山大操車場は、増える貨物を敏速に処理するため、昭和42年に完成されたものです。電子頭脳を備えたここでは、全て自動的に処理されます。コントロールタワーからの指令一つで貨車が生き物のように動き、行き先別の列車が編成されていきます。

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