民友ニュース(県民ニュース) No.202(2/2)

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成人病を克服する6
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こうした予防活動と共に、早期治療のための施設も整備されてきています。昭和44年、最新の設備を備えて県立医大付属病院に開設された癌センター。今、ベータートロンやリニヤックなどの放射線によって、癌の治療が行われています。こうして癌センターでは、最も恐ろしい成人病癌の治療を一手に引き受け、本県成人病の医療対策の中枢として大きな働きをしています。
成人病を克服する7
時間: 1分53秒
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また、およそ6億円の費用を投じて建設された県立リハビリテーション飯坂温泉病院。ここでは豊富な温泉を利用して、脳卒中などの後遺症に悩む人々の機能回復に大きな効果を上げています。温泉療法は、麻痺した手足を軟らかく揉みほぐしてくれます。水治療といわれるこうした方法の導入は全国でも珍しいもので、成人病の克服にかけた熱意の賜物といえましょう。「この病院は、福島県で一番死亡者の多い脳卒中の高療法ですね、を目的にして作られた病院です。高血圧にならないためにということになると、食生活の改善ということが第一番に必要になりますね。バランスのとれた食事にするということです。もう一つは、脳卒中というのは、これは寒さというものが相当関係しているわけですが、寒さを急激に感じないような工夫をするということですね、………。」今までに、数多くの人々がここから社会に復帰していきました。
成人病を克服する8
時間: 27秒
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こうした熱意は、さらに成人病巡回集団検診車けやき5号を新たに加えることになりました。近代設備を持つこの車は1,500万円、合わせて5台の検診車の活躍は、さらに本県の成人病対策に大きく寄与することでしょう。

成人病を克服する9
時間: 59秒
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脳卒中、癌、心臓病、死亡原因の上位を占めるこれら成人病を克服することは、社会の要求なのです。特に働き盛りの人々を襲うこの病気の克服こそ、豊かで明るい社会をつくるもとなのです。自覚症状の有無にかかわらず、年に1回は検診を受け、早期発見、早期治療を心がける必要があるのです。貴方も進んで検診を受けましょう。

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