地球のかんきょう 福島のかんきょう(2/3)

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命の星
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私たちの地球が命の星と呼ばれているのは、たくさんの生き物がこの地球上で一緒に生きているからなのです。ところが今多くの種類の生物が地球上から姿を消しています。海や空気が汚れ、森が壊れ、幾つかの生物が滅び、人間も住みにくい地球になろうとしているのです。地球の病気がこれ以上ひどくならないように少しでも健康な地球に戻すのはわたし達人間の責任です。そのためには私達の住んでいる環境を見つめなおし、私達1人1人の暮らしを見直し、今自分たちは何が出来るかを考える必要があります。
福島県の様子
時間: 1分21秒
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では、地球全体の環境を考えるためにも、まず自分達が暮らしている地域の環境を調べ、私達の毎日の暮らし方を考えて見ましょう。私達の住む福島県は、東北地方の1番南に位置しています。広さは北海道、岩手県に続いて日本で3番目に大きい県です。太平洋に面して穏やかな海岸線が続く浜通り地方。阿武隈山地と奥羽山脈の間に盆地が連なる中通り地方。磐梯山、猪苗代湖、尾瀬など自然の美しい会津地方と、福島県は自然環境に大変恵まれた地域です。この豊かな自然環境をこれからも守っていくことが出来るでしょうか。そこで私達の住む地域の水や空気がどのような様子なのかを見てみましょう。
水の様子
時間: 1分56秒
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まず、炊事、洗濯、お風呂にと私達の毎日の暮らしに欠かせない水の様子はどうでしょう。川の上流には澄んだきれいな水が流れています。サワガニが住み、イワナやヤマメなどが泳いでいます。きれいな水でしか生きていけない生き物達です。川を下って町の中へ入ってきました。私達の家から出る生活廃水や工場から出る排水が川に流れ込んでいます。川の水は大分濁ってますね。この辺りではコイやナマズなど汚れた水の中でも生きられる魚達が住んでいます。こうして汚れた川の水は絶え間なく海の中に流れ込み、海を汚しているのです。そしてこの川の汚れの大きな原因は、わたし達の暮らしの中から出た生活廃水や工場から出る排水なのです。例えばお味噌汁を飲まないで流しに捨ててしまうと、川の汚れを元に戻すのにお椀で7500杯分の水が必要となります。川はもともと自分で水をきれいにする力を備えていますが、それ以上の汚れを出してしまうと、川も海もどんどん汚れてしまうのです。 私達の1人1人の努力で川の汚れをきれいにすることが出来ます。

空気の様子
時間: 1分07秒
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水の次は空気の様子です。地球を取り巻く空気全体を大気と呼びます。そしてこの大気が害のあるガスで汚れることを大気汚染といいます。大気汚染は工場から出る煙や自動車の排気ガスなどによって起こります。大気汚染がひどくなると、健康に悪い影響を与えたり、草や木が枯れたりすることがあります。自動車を使わないことも大気汚染対策の第一歩です。町の公園の植物は光合成の働きで自動車や工場から出された二酸化炭素を吸収し、酸素を出して空気をきれいにしています。山の緑を守り、緑のある公園を大切にすることも環境を守るための大切な活動です。
ゴミのリサイクル
時間: 54秒
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今私達の福島県では県民1人1人が1日におよそ1キロのゴミをだしています。このたくさんのゴミを減らすために、私達は使えるものをもう一度利用するリサイクルに協力しなければなりません。地球の資源には限りがあります。例えば紙を作るために木を切り続けると森がなくなります。それによって二酸化炭素が増え気温が上がったり砂漠化が広がったりと、地球の寿命を縮めるかもしれません。住み良い地球の環境を守るためにもごみのリサイクルは重要です。
石神第二小学校
時間: 42秒
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原町市の石神第2小学校では空き缶のリサイクルを進めています。自宅で出た空き缶を学校に持ち寄り、アルミ缶とスチール缶に分けて回収業者に回収してもらいます。1年間みんなの協力で集まった空き缶の量はおよそ6トン。1人当たり500個の空き缶を持ってきたことになります。この空き缶を売ったお金で、近くの社会福祉施設に車椅子やタオルなど介護用品贈っています。

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福島県の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。