●笹木野原の開発
▲なし作りを始めた鴫原佐蔵をたたえる碑
福島盆地には、西の山からたくさんの川が流れ出しています。それらの川は、盆地の西側にたくさんのせんじょう地(扇状地)をつくりました。このせんじょう地を開発し、川や畑を作ることが、人々のねがいでした。
今、一面のくだもの畑になっている土地も、畑になるまでには、たいへんな苦労や工夫がありました。
〈ささ木野原の梨畑開発のうつりかわり〉
▲開こんしたときの大小の石がまわりにあつめられている。▲現在のささ木野原にひろがる梨畑
いちめんの梨畑も、いちどにひらかれたのではないのだよ。そのわけを考えてみるのもおもしろいね。