ふるさと川俣の名山 -012/104page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

壇岩」に到着する。峠の森から2,400メートル約100分の道のりである。

【沢沿いの道から山頂へ】

 花塚の里の上部に登山者カード記載台がある。放鹿神社の北側であるが、そこからは、1号休憩所を経由して、沢沿いコースがある。

 1号休憩所までは、480メートルほどの道であるが、急な階段があり20分ほど時間を必要とする。あずま屋から先は、山道を登ったり下ったりすること600メートル、40分で飯舘村に行く道と、三本梨に下る道と峠の森に行く十字路に出る。ここには沢が流れていて、夏場にはとても爽やかである。山頂へはここから沢沿いに20分登ることとなる。昔飯舘村の比曽地区の人々は、川俣へ行くのに、この道を通ったといわれている。470メートルで鞍部に到着するが、峠の森から登って来た道との十字路である。山頂は、ここから更に南進するが、約10分の登りで「護摩壇岩」に到着する。花塚の里から1,800メートル約90分の道のりである。

 花塚の里から一般ルートを登り、花塚台に到着した後は、この道を逆に下り花嫁の里に降りる道は、お勧めルートである。

【小網木、後沢から山頂へ】

 国道114号線、小綱木沢から東に約1キロ程進むとT字路になり左に道を取る。消防コミュニティセンターの前を通り、さらに500メートル進むと消防屯所の所がY字路になっている。左に進むと花塚の里に続くが、右の道を進むと、5軒ほどの後沢集落が見えてくる。舗装道路が切れるまで自動車で進み、そこから歩き出すこととなる。このあたりには、自動車2台くらいは駐車可能である。10分ほど山道を進むと木製の年月が感じられる鳥居が建っている。ここから20分ほど登山道を登ると、花塚の里から登って来た登山道に合流する。行合道である。ここから花塚台までは約15分ほどで着くことができる。

● 生活の中の花塚山

 『おまおり』と言われる行事があったことが川俣町史の資料に載っている。


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は川俣町教育委員会に帰属します。
川俣町教育委員会の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。