ふるさと川俣の名山 -041/104page

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病気が治ると言われている)。境内の左側に登山道がある。杉林の中へ続いている急な登りを一気に登り始め、竹林のある稜線へと高度を稼ぐこと20分。竹林が終わり右の杉林のある平らな部分を「金掘」と昔の人は言ったそうだが、何故「金掘」と言ったかは定かではない。15分くらい緩い坂を登り、左を見ると「山の神」の祠がある。ここからは急な登りである。15分くらい急なつづら折れを登り詰めると、人工的な土盛りがある。小石を積み上げた小さな盛土は、埋蔵文化財指定の「羽山下塚」である。西五十沢村と東五十沢村の境として作ったものらしい。目の前が羽山神社である。

登山口にある日吉神社
登山口にある日吉神社

【大綱木(おおつなぎ)小学校跡から山頂へ】

 国道349号線の口太山登山口になっている大綱木小学校跡地(昭和60年3月川俣南小学校に統合)のグラウンドに車を置き、左側の砂利道を登り始め、矢吹源一さん宅前を通り、右に桑畑や竹林、左に水田・桑畑を見ながら進むと、左に砂防ダムが見えてくる。Y字路を左に進むと右手の方に桧を植林した山が見えるので、そこを登る。やや平らになったところに桑畑がある。そこを右手の山の裾を進むと沢にたどり着く。水の音が気持ち良い。そのまま杉林に向かって歩くと大栗林道にたどり着く。ここまで20分の道のりである。

 林道を北方向(右の方)に約50メートル位歩くと車が5台ほど駐車できるスぺースが右側にある。左側が羽山・木幡山への登山口である。桧の植林された林を5分ほど登り右の雑木林の方に道を取ると、本格的な登り坂になる。途中「ジンヨウイチヤクソウ」の群生地を進むこと20分ほどで羽山の山頂に到着である。


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