ふるさと川俣の名山 -072/104page
の道に合流する。
尾根道を50メートルほど進むと道は十字路に交差するがまっすぐ進むとテレビ塔からの道に合流する。左折して山頂への道を右の方にやや迂回しながら緩やかに登ること200メートルで山頂に着く。
このルートの湿地帯周辺は、特にマムシが多いので注意が必要である。
● 生活の中の布引山
山頂にある「風神」と「雷神」の氏子一同は、毎年2回登山道の整備をしていて、信仰の山として大切にしている。また、中腹にあるテレビの中継所は、町民にとってなくてはならない施設である。
● 植 物
布引山には、「カタクリ」「ヤブコウジ」「ショウジョウバカマ」「シュンラン」が所々に見られる。
昭和58年に福島県が指定した「緑の文化財」には、春日神社の3本が指定されている。
「ケヤキ」(登録第77号)
樹齢400年、樹高34メートル、胸高周囲 5.5メートル
樹齢400年、樹高34メートル、胸高周囲 4.7メートル「スギ」(登録第78号)
樹齢500年、樹高30メートル、胸高周囲 6.5メートルこれらの樹木は、「信達二郡村誌」に記されており、永禄5年(1561年)の社殿改修の頃植えたものと思われる。