保原町町政要覧 -012/034page

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実りの大地が息づくまち

 

おいしい保原の桃

 保原は、くだものの里。果樹王 国・福島県の名を担う優秀な産地 として、桃、りんご、柿、ぶどう、 プラムなどを産出。特に桃は年間 四千トンを収穫し、全国においし い保原の桃を届けて「福島の桃」 の名声を高めています。近年では、 いちごのハウス栽培も盛んに行わ れています。

 また、大粒で甘く、ジューシー な味わいで評価の高い大石プラ ム″は、保原町の民間品種改良家・ 大石俊雄さん(一九〇二〜一九九 六)が開発した品種です。

農業の充実めざして

 農業は町の産業の大きな柱の一 つです。また、田畑そのものが町 の美しい自然景観を形づくるものでもあります。

 農業をさらに充実させるため、 町では認定農業者の確保や育成、女性農業者の 育成、新規就農や農 地有効活用の促進などの課題に取り組み、町の活力の源となる 農業の確立を目ざしています。

新名産じゃがいも焼酎

 保原産のじゃがいもから作った 焼酎が、平成十三年から新しい名 産品として登場しています。

 夏、穫りたてのじゃがいもを北 海道斜里郡清里町に送ります。樫 の木の樽で熟成させたものが、翌 年初夏に、おいしいじゃがいも焼酎 となって保原に帰ってきます。

 

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保原町の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。