りょうぜん 小学校社会科資料集 -039/056page
水の量(りょう)をもっとふやしたいものだ。
「人足(にんそく)」仕事(しごと)がもっとへらないだろ うか。さくせん1
☆半田銀山(はんだぎんぎん)の技術(ぎじゅつ)を教わり、片貝山(かたかいやま)にトンネルを掘(ほ)る。ろうそくの光をたよりに仕事をし、長い年月かけて堰(せき)の土手がくずれないようにする。
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★ところが、大雨がふるとまた土手が流されたのです。そのたび「ミノカサに鍬(くわ)」と弁当(べんとう)を自分で用意(ようい)して仕事をし、人々は苦労(くろう)しました。(1846年)さくせん2
☆雨がふってもくずれたり、流されたりしないセメントを使った堰(せき)にする。
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★セメント堰になり、土手は流されなくなりました。(1908年・明治41年ころ)
でも、広瀬川(ひろせがわ)の天気のいい日が続くと水は足りず、こまりました。さくせん3
☆ほかの川から、水を引いてくる。
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★福島のほうらい発電(はつでん)ダムからトンネルをほって、「東根堰(ひがしねぜき)」を作り、より多くの水が手に入るようになりました。 (1944年・昭和19年)
「砂子堰」も、「県」のかんがい水路工事(すいろこうじ)が行われ、トンネルが新しくなり、水路も三面(さんめん)がコンクリー卜にかわりました。 (1973年・昭和48年)